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Channel: 吉備路残照△古代ロマン
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蓬生⑧対面

荒廃した常陸宮邸に末摘花を訪ねる光源氏(左)惟光が「馬の鞭」で草むらの露を払っている。白鵬の露払い(先導役)を務める魁聖。太刀持ち(警護役)は旭天鵬。 唐櫃からびつ京都・豊国神社宝物館所蔵 経巻や衣服などを収めた。 公家の平常服立烏帽子 たてえぼし  頭部の峰を高く立てたままにして折り曲げない    ・烏帽子 烏色のかぶりもの。 檜扇 ひおうぎ  ヒノキの薄板20〜30枚をつづり合わせた板扇直衣...

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蓬生⑨東の院へ

←クリック拡大平安女性貴族が身にまとった衣装の名称   御簾 みす宮殿や寺社で用いる簾 すだれ  光源氏と末摘花雪あかりの中ではじめて末摘花の顔をみて、あまりの醜女ぶりに仰天する光源氏。源氏は須磨へ落ちるとき末摘花には挨拶をせず、帰京してからも久しく連絡しなかった。それでも、末摘花は源氏の来訪をひたすら待ち続ける。     ◇   ◆    ◇    ◆    ◇    ◆    ◇...

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関屋①逢坂の関

*帖名の『関屋』は、「逢坂の関」の 関守が住む番小屋のこと*『蓬生』は『末摘花』の後日談、『関屋』は『空蝉』の後日談です 第16帖 『関屋』関連系図常陸の介は、第3帖の『空蝉』では伊予の介すけ。右衛門佐うえもんのすけは、もとの小君こぎみ。河内の守かわちのかみは、もとの紀伊の守かみ。  「逢坂の関」 滋賀・大津市...

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関屋②空蝉、出家

  宇治市源氏物語ミュージアム 空蝉うつせみvs軒端荻のきばのおぎ。ふたりの「囲碁対局」を垣間かいま見る光源氏。 。。。  関の清水跡関の清水(歌枕) 逢坂の関跡付近にあった清水。関水。  『逢坂の関』跡『逢坂の関』は、山城と近江の境にある逢坂山に設けられた関所。「東海道」と「中山道」が越える交通の要衝であり、ふたつの坂が出会うので、『逢坂の関』と名付けられた。...

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絵合①朱雀と梅壺

*女院/藤壺尼宮の御前と冷泉帝の御前の2度にわたって「絵合」が行われたことが帖名【絵合】の由来*絵合--左右に分かれて絵の優劣を競う遊び   ・当時流行っていた【歌合】にもとづく紫式部の造語  第17帖【絵合】関連系図光源氏内大臣31歳 紫の上23 朱雀院34 女院/藤壺尼宮36 冷泉帝13 秋好/梅壺女御22 弘徽殿女御14   内裏 だいり『梅壺』、『藤壺』のすぐ上(北)。  in大極殿...

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絵合②家を背負って

桐壺帝の御前で唐楽『青海波せいがいは』を舞う、光源氏(左)と頭中将(右) 。ふたりは、舞いに限らずあらゆる分野でライバルだった。ーーという設定だが、頭中将は気の毒なことにいつも光源氏の引き立て役でしかない。  明石入道に案内されて、明石の君の館へ向かう光源氏。  藤壷女御→藤壺中宮→藤壺尼宮→藤壺准太上天皇光源氏の「永遠の女性」 (5歳年長)...

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絵合➂趣味の引力

  藤原道長 文学好きの一条天皇の足を娘・彰子の部屋に向けさせるため、紫式部に『源氏物語』の執筆を依頼した。  月次絵つきなみえ    風俗博物館 京都市1年間の行事や風俗を自然を背景に描いた屏風絵...

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絵合④負けん気

 第17帖【絵合】関連系図光源氏内大臣31歳 紫の上23 朱雀院34 女院/藤壺尼宮36 冷泉帝13 秋好/梅壺女御22 権中納言/頭中将36 弘徽殿女御14   内裏だいり冷泉帝の住む『清涼殿』の上(北)に、『弘徽殿』。その西に、『藤壺』。その北に『梅壺』  第九帖『葵』から 「車争い」 【物語絵】...

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絵合⑤持ち禁

  第17帖【絵合】関連系図光源氏内大臣31歳 紫の上23 冷泉帝13 秋好/梅壺女御22 弘徽殿女御14 権中納言/頭中将36   内裏...

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絵合⑥美術評論家

 在原業平 百人一首兄の在原行平は、光源氏のモデルの一人であり、『源氏物語』の第12帖「須磨」に登場する。いまや死語でしょうが、小町娘と今業平の意味をご存知ですか。  前田青邨画『竹取物語』日本最古の物語。「物語の出いで来きはじめの祖おやなる竹取の翁」源氏物語。...

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絵合⑦竹取✕宇津保

 百人一首紀貫之(866~945)は、『土佐日記』の作者。三十六歌仙の一人で、『古今和歌集』の編者。  小野道風 894~967平安中期の書家で、藤原佐里・藤原行成とともに【三蹟】の一人。中国風を脱して、おだやかで格調の整った和様の基礎を築いた。...

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絵合⑧伊勢物語✕正三位

 『宇津保物語』「俊蔭」から平安中期の成立で、作者は未詳。清原俊陰が出会った3人の旅人が琴を演奏している場面。 俊陰とその娘、藤原仲忠、犬宮の四代にわたる琴の名手一家の繁栄と、源正頼の娘・貴宮あてみやが多くの青年貴族の求婚を退けて東宮妃となり、やがて皇位継承争いが生じる過程を描く。 藤壷女御→藤壺中宮→藤壺尼宮→藤壺准太上天皇光源氏の「永遠の女性」 (5歳年長)...

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絵合⑨延長戦へ

第17帖【絵合】関連系図光源氏内大臣31歳 紫の上23 冷泉帝13 秋好/梅壺女御22 弘徽殿女御14 権中納言/頭中将36  不退寺/業平寺 真言律宗在原業平が開基したと伝えられる寺院。 奈良市法蓮町   内裏 だいり帝の私的生活空間である『清涼殿』に近い建物ほど「位」が高い。ちなみに、大納言の娘である光源氏の母・桐壺更衣はもっとも遠い東北隅の『桐壺/淑景舎』をあてがわれた。...

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絵合⑩朱雀院

 第60代延喜の帝/醍醐天皇(885~930)『源氏物語』は、醍醐時代を想定している。   青海波せいがいはを舞う、あらゆる分野でライバル視されていた光源氏(左)と頭中将(右)​ 。    別れの櫛の儀式斎宮/のちの梅壺女御が伊勢へ発つ前に参内して別れを告げるとき、朱雀帝が櫛を髪に挿して与えた。この時、帝は初対面の斎宮に心を奪われる。 『斎宮歴史博物館』 三重県       ◇   ◆    ◇...

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絵合⑪帥の宮

 主要な登場人物『源氏物語』ほどの大長編になると、登場人物の名前や立場を覚えるだけでも大変。それぞれの人間関係や出来事などが複雑に絡み合うともうお手上げ、ではなく頭の体操になります。   殿上の間参内した殿上人びとが控えていた部屋。 清涼殿  台盤所だいばんどころ帝の食事を準備するための女官たちの控え室。 京都御所台盤食物を盛った盤 (皿)...

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絵合⑫須磨絵日記

・朝餉あさがれいの間  帝が食事をする部屋・台盤所だいばんどころ 女房たちが食事の準備をする部屋   【絵合】は台盤所で催された。  宝塚の舞台からのちの冷泉帝をあやす桐壺帝。左右に控えているのは冷泉帝の実の両親。光源氏と藤壺女御。  須磨ノ浦月岡芳年画 「在原行平 松風 村雨」  国会図書館所蔵「中納言行平朝臣左遷須磨浦逢村雨・松風ニ蜑戯図」 光源氏のモデルの一人とされる在原行平...

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絵合⑬梅壺の勝利

  現光寺//源氏寺『阪神・淡路大震災』による倒壊後、再建。浄土真宗本願寺派。 光源氏が都を落ちて侘び住まいした住居跡。  神戸・須磨区。近くに、『平家物語』ゆかりの『須磨寺』 ← 一見の価値あり。    澪標みおつくし 船が往来するときの標識。  須磨ノ浦の沖合。     浜の館跡 明石入道の邸宅跡 善楽寺戒光院 兵庫県明石市大観町...

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絵合⑭懐旧談

 ←クリック拡大 明石~須磨   「東海道・山陽本線 快速」に乗って約12分。 開放的な瀬戸内海を眺めながらの小さな旅です。  須磨ノ浦 光源氏が、『須磨絵日記』に描いた須磨ノ浦。 現在、夏には関西圏からほど近い海水浴場として賑わう。  【魚の棚】 明石市明石近海特産の魚介類や練り製品、乾物などを扱う商店を中心に100店舗以上が軒を連ねる.。...

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