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Channel: 吉備路残照△古代ロマン
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絵合⑤持ち禁

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 第17帖絵合】関連系図

光源氏内大臣31歳 紫の上23 冷泉帝13 秋好/梅壺女御22 

弘徽殿女御14 権中納言/頭中将36

 

内裏  内裏 だいり

の私的生活空間である『清涼殿』に近い建物ほど「位」が高い。

ちなみに、大納言の娘である光源氏の母・桐壺更衣はもっとも遠い東北隅の『桐壺/淑景舎』をあてがわれた。


だじょかんせい太政官制
トップの「太政大臣」(江戸期における「大老」に相当)と、「内大臣」は常設ではない。
大臣の娘は「女御」、大納言の娘は「更衣」として入内した。
更衣は、「中宮/皇后」にはなれない。

 

     ◇   ◆    ◇    ◆    ◇    ◆    ◇

 

頭中将絵師たちに「物語絵」だけでなく、絵の内容を説明する詞書ことばがきを付けて、「月次絵つきなみえ」も描かせた。

 

「月次絵」は、宮中行事や風俗、動植物などに明るくないと絵の内容が分かりにくいからである。

 

こうして手持ちの絵と新しく当代一流の絵師たちに描かせた絵をため込んだ頭中将は、さっそく冷泉帝に【弘徽殿】に足を運ぶよう人づてに頼んだ。

 

 

数日後、昼間の来訪がしばらく途絶えていた朱雀帝が、【弘徽殿】にやって来た。

 

さすがに、これほどまとまった数の絵を見たことはない。

 

ひと通り鑑賞したあと、特に気に入った数枚の絵を【清涼殿】に持ち帰ってゆっくり味わいたかった。

 

しかし、頭中将は1枚たりとも絵を【弘徽殿】から持ち出すことを丁重に断った。

 

理由は簡単。

 

絵を蒐集した目的が、に、が住んでいる【弘徽殿】に足しげく通ってもらうことだからである。

 

【清涼殿】に持っていかれては困るのだ。

 

そのことを伝え聞いた源氏は、苦笑した。

 

頭中将は相変わらず、大人げないな」

 

 

三月十日頃は凍てつくような京都盆地の寒さも峠をこして、うららかな陽光が人々の心を伸びやかにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ★開園時間9:00〜16:30  入場は16:00まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この際、【大阪地検】の忖度なしの「中立性」と「実行力」を信じよう。

国有地を八億円も値下げして売却した理由の追究こそ、【森本学園問題】の本筋である。

ここ数日、姑息な安倍自民党は籠池夫妻の「悪事」に焦点を当てて逮捕に追い込み、幕引きを図ろうとしていた。しかも

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