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平家物語の群像 二位尼④時子の深謀遠慮か
安徳天皇を祀る赤間神宮 山口県下関市信隆は、当時の多くの貴族がそうであったように、娘が天皇に気に入られて、女御あわよくば中宮に取り立てられることを願っていた。白いニワトリを1000羽飼った家からは后が出ると聞くと、白いニワトリを1000羽飼った。その甲斐があったのかどうか、娘の殖子(しょくし...
View Article平家物語の群像 義仲①頼朝兄弟は父の仇
源(木曽)義仲義仲は、河内(かわち;大阪府の東部周辺)源氏の一門で、源義賢(よしかた)の次男。幼名は駒王丸(こまおうまる) 、母は遊女という。出生地は、武蔵国の大蔵館(現:埼玉県比企郡嵐山町)か上野国(こうずけのくに)多胡郡(群馬県多野郡)。同じ河内源氏の頼朝や義経らはイトコにあたる。祖父は、ともに源為義(ためよし)。為義の長男が頼朝らの父・義朝、次男が義仲の父・義賢。義朝の長男・義平(よしひら...
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