葵⑦賀茂祭見物へ
←クリック拡大光源氏 葵の上 式部卿宮 朝顔の姫宮 桐壷院 紫の上六条御息所 (前東宮妃最高ランクの貴婦人だが両親は不明) 賀茂祭(葵祭)平安時代、「祭」といえば賀茂祭のことをさした 榊(さかき)神棚や祭壇に供えるなど、神道の神事に用いられる ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆...
View Article葵⑧我のみぞ見む
斎王代(さいおうだい) 京都御苑 現代の賀茂祭(葵祭)近衛使代(このえづかいだい)と斎王代を中心に、約500人の行列が平安絵巻を再現する。京都御所~下鴨神社~上賀茂神社まで約8キロを歩く ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆...
View Article葵⑨相乗り
桧扇 檜扇(ひおうぎ)宮中で用いられた木製の扇牛車 源氏物語ミュージアム ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇源氏は「どこの物好きだろう」と思いながらも、見物するに申し分ない場所だから車を寄せた。「こんな絶好の場所をよく確保できましたね。羨ましいことです」と語りかけると、その女はしゃれた桧扇の端を折って一首よみ、源氏にわたした。○ はかなしや 人のかざせる あふひゆゑ...
View Article葵⑩甘ったれ男
伊勢神宮 内宮正殿 大伯皇女(おおくのひめみこ)初代斎宮 天武天皇の娘にして大津皇子の実姉○よかったらこちらをどうぞ 哀切!!大伯皇女と大津皇子 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆...
View Article葵⑪この怨霊はだれだ
六条御息所の生霊生霊とは、人間の霊魂が体外に出て動き回るもの死霊とは、死者の霊魂が体外に出て動き回るもの 加持祈祷(かじきとう)病気・災難などをはらうために行う祈祷orその儀式。象徴的器具を用いて、印を結び真言を唱える ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆...
View Article葵⑭やりとり
紫式部 菊池容斎画『前賢故実』六条御息所 上村松園画『焔(ほのお)』 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇「ここ2、3日、葵の上はすこし回復していたのですが、急に容態が悪化してひどく苦しんでおります。どうしても、目を離すことができません」「またまた、いつもの言い訳を」、○ 袖濡るる 恋路と かつは知りながら おりたつ田子の...
View Article葵⑯葵の上、産気づく
映画「源氏物語 千年の謎」から六条御息所(田中麗奈)の生霊、夕顔(芦名星)をとり殺す御息所は源氏の足が遠のいた原因が夕顔にあると知り、生霊となって襲った (夕顔の巻) 野宮(ののみや)神社帝の代理で伊勢神宮に仕える斎宮(皇女or女王の中から選ぶ)が、伊勢へいく前に心身を清めた。京都・右京区嵯峨野 斎宮行列野宮神社出発~JR嵯峨嵐山駅~嵐山渡月橋周辺 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆...
View Article明けまして おめでとう ございます 平成27年 元旦
初日の出栄松斎長喜画えいしょうさい ちょうき 江戸時代中期の浮世絵師 生没年不詳新春のお慶びを申し上げます今年もまるまる『源氏物語』になりそうです2015年があなたにとって良い年でありますように 本年もよろしくお願い申し上げます 平成27年元旦日本文化論の名著入門 (角川選書)/角川学芸出版¥1,728Amazon.co.jp原色小倉百人一首―朗詠CDつき...
View Article葵⑱葵の上、男子出産
下前の褄(つま) 死霊と生霊鳥山石燕(とりやま せきえん)画 『画図百鬼夜行』から ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇「いえ、そうではございません。苦しいので調伏をゆるめて下さいとお願いしたかったのです。私はこちらへ迷って来ようなどとは少しも思っておりませんが、物を思いつめた人の魂は我知らずわが身からさ迷い出るようです」懐かしそうに言うと、和歌を一首詠んだ。○ 嘆きわび...
View Article葵⑩甘ったれ男
伊勢神宮 内宮正殿 大伯皇女(おおくのひめみこ)初代斎宮 天武天皇の娘にして大津皇子の実姉○よかったらこちらをどうぞ 哀切!!大伯皇女と大津皇子 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆...
View Article葵⑳鳥辺野
藤原道長紫式部は道長の娘、彰子(しょうし)に仕えた。式部に、『源氏物語』執筆を依頼したスポンサーである。光源氏のモデルのうち唯一の式部と同時代人。中流出身の式部は上流の人物や生活ぶりを描くにあたって内裏や道長邸での体験やウワサ話を参考にしたであろう。鳥辺野(とりべの) 葵の上葬送の地藤原道長は、藤原一族の火葬の地である鳥辺野で荼毘(だび)に付されている。親鸞聖人の荼毘所もこの地にある。 ◇...
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