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玉鬘④肥前(唐津)へ

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第二十二帖 玉鬘

 

光源氏.太政大臣  35歳4月~10月

 

玉鬘  筑前(大宰府)→肥前(唐津)

 

 

 

都に近い方が「前」、遠い方が「後」

 

 

 

 

太宰少弐はかねて、<玉鬘はだれのか>ということを大宰府政庁の役人たちにも知らせず、次のように言いつくろっていた。

 

「私たちの孫娘ですが、ある理由があって特別に大切にしております」

 

ほどなく、病に伏せていた少弐が亡くなった。

 

心細さや悲しみを振り払うためにも、遺族はすぐに帰京したかったが、当地の豪族との確執などがあって、なかなか出立できないうちに年を越してしまった。

 

二十歳を迎えた玉鬘は、亡き母夕顔にもまして輝くばかりに美しく成長していた。

 

また父・右大臣(頭中将)の血筋を引いているからであろうか、玉鬘は気品に溢れている。

 

気立ても優しく、おっとりとしていて申し分ない。

 

 

土地の有力者たちからの求婚が後を絶たなかったが、乳母は断り続けた。

 

その理由として思いついたのは、

 

孫娘には身体に不具合がございまして---」

 

 

 

 

よんどころない事情で、『乳母一家』は都とは反対方向の肥前国(佐賀・長崎県)へ移り住むこととなった。

 

ほどなく、玉鬘のうわさを聞きつけた肥後国(熊本県)に勢力を張る大夫監たいふのげんという熱心な求婚者が現れる。

 

肥前国に乗り込むにあたり、財力にものを言わせて乳母の三人の息子たちを取り込もうとした。

 

大夫監が提示した条件に目がくらんだ次郎三郎は、玉鬘大夫監に嫁ぐべきだと言い募った。

 

「初めのうちは、いろんな面で不釣り合いですし姫君がお気の毒と思っておりましたが、後ろ楯と頼むには頼りがいのある人物です。

 

大夫監に逆らって睨まれるようなことがあれば、この辺りでは暮らしてはいけません。

姫君も、ここで質素な暮らしに明け暮れるよりも、大夫監に嫁いで豊かな生活をされるほうがよほどお幸せになられましょう」

 

 

 

長男の豊後介ぶんごのすけだけは、玉鬘はどんなことがあっても帰京して、父君(右大臣)にお会いすべきだと主張した。

 

 

 

 

 

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嘘つき集団に【憲法】など大事なことを任せられますか。

 

ここまでくると巻き添えにされる官僚たち本人は

自業自得だが、親御さんや妻子が気の毒。

後ろ指差されたり苛められたり--。

 

 

 

 

ちなみに、中村時広愛媛県知事が『国会招致』

応じると言っているのに、自公政権は何

困るのか、頑なに拒んでいます。

 

「だれか(柳瀬唯夫元秘書官)がウソをつくと

他人(愛媛県職員を巻き添えにする」

中村知事の発言要旨

 

職員思いのいい知事ではないですか。

 

 

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