第二十一帖 乙女
光源氏の太政大臣時代 33歳4月~35歳10月
紫の上 25~27 夕霧 12~1
雲居の雁 14~16 冷泉帝 15~17 秋好 24~26
六条院全景
六条京極付近に四町を占めたとされる
光源氏の寝殿造りの大邸宅。
敷地の中に小路を含んで約252m四方にも及ぶ
全面積63,500㎡の広さだったという。
風俗博物館 JR京都駅から徒歩13分ほど
源氏はかねてから、かつて関わりのあった女君たちを住まわせるために新しい豪壮な邸宅、『六条院』を造営していたが、いよいよ落成の日が近づいてきた。
源氏は、『六条院』を春夏秋冬の4つの『町』に分けて設計していた。
源氏と正妻格の紫の上が住む『春の町』は、築山を高くして桜や梅などの春に咲く花の木々や草花を植え、池にも春らしいのどかな気分になるような趣向を凝らした。
前栽には春の植物だけでなく、秋の植物もすこし植えてある。
花散里と夕霧のために用意された『夏の町』には、涼しげな泉があって見るからに夏らしい。
前栽には呉竹などを植え、山里の雰囲気をだすために卯の花の垣根をめぐらしている。
亡き六条御息所の邸宅跡を修復した『秋の町』は、娘である秋好中宮が里下がりしたときの住居とした。
御息所在世時にもあった築山に紅葉の美しい木々を植え、せせらぎの音が際立つよう遣り水の中央に大きな岩を置いて滝を落とした。
明石の君にあてがわれた『冬の町』は、北側を築地で仕切ってあり富の象徴である『倉』が並んでいる。
源氏は、財政的基盤を明石入道に負っているのだ。
垣根には松の木が茂り、冬季、枝の雪を愛でるよすがとなっている。
敷地は『町』ごとに壁で仕切られているが、廊下で繋がっているので、住人たちは互いに交流できる。
『六条院』が完成した暁には、紫の上のたっての願いで式部卿宮50歳の祝いの宴を催すことにしていた。
不遇時代の源氏を裏切っている式部卿宮には、源氏が50歳の祝いの宴を催してくれることは望外の名誉であり嬉しい心遣いである。
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隠されていた文書やメモが次から次に出てきますが、
あくまでこれは内部調査、出せない文書がきっと。
安倍内閣が「第三者」に調査させようとしない。
ほかの首相からはあまり聞かなかったが
安倍晋三氏がたびたび口にしていた
身の程知らずの言葉があります。
「信なくば立たず」
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『北の桜守』の撮影の合間に吉永小百合と息子役
の堺雅人の間に交わされた雑談の一コマです。
堺雅人が映画について何か吉永小百合
に尋ねたとき、大女優はこう答えた。
「わたしは、素人ですから」
堺雅人は背筋が伸びたそうです。
絶望名言
人生は思うにまかせぬものである。
好きであっても素質がない場合もあり、
素質はあっても環境や運に恵まれず、
好きではない世界で
一生を送らなければならないこともある。
五木寛之
小説家、随筆家、作詞家 1932年~
最近は、『人生論』や『浄土思想』に関する著書が多い。