内裏 だいり
弘徽殿 こきでん 『清涼殿』のすぐ北
後宮の『七殿五舎』の一つ。七殿の中で、もっとも格式が高い。
ちなみに、五舎の中では、『藤壺』がもっとも格式が高い。
棊局 ききょく 碁盤
聖武天皇遺愛の碁盤 東大寺正倉院
当ページ関連系図
光源氏 前斎宮/系図では秋好中宮 朱雀院 藤壺尼宮/女院
兵部卿宮 紫の上 頭中将/権中納言 姪/娘 冷泉帝
弘徽殿女御/弘徽殿太后 桐壺帝 頭中将の娘/弘徽殿女御
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
もっとも、このところ朱雀院は女などに執心することはなく、もっぱら仏道に励んでおられるようです。
光君が前斎宮の入内をお知らせになっても、さほど気になさることはありますまい」
源氏は、藤壺尼宮の助言通りに事をすすめる。
とりあえず、自分の養女として入内させようと二条院に引き取ることにした。
その旨を紫の上に告げると、喜んで前斎宮を迎え入れる準備をしてくれた。
「お二人は年恰好が近いので、いいお話相手になりましょう」
藤壺尼宮は、兄・兵部卿宮のことで心を痛めている。
宮は娘を入内させたがっているが、源氏とうまくいっていないのだ。
源氏と兵部卿宮はもともと気心の知れたよき「碁敵」ごかたきだったが、かつて源氏が不遇だったころ、当時、権勢を誇っていた右大臣をはばかって冷たい仕打ちをした兵部卿宮を快く思っていない。
また、実の娘である紫の上が何度となく手紙を書き送っても、返事をよこさなくなった。
「光君は、姪をどうなさるおつもりなのかしら」
朱雀帝から冷泉帝に代替わりしたあと最初に入内したのは、若いころから源氏のライバルであった頭中将の娘である。
第一夫人ゆえ、『後宮』でもっとも格式の高い「弘徽殿」を与えられて弘徽殿女御と呼ばれている。
桐壺更衣をいじめ殺した弘徽殿女御は、桐壺帝の第一夫人
祖父の太政大臣が後ろ盾でもあり、弘徽殿女御は後宮でとりわけ大切に遇されている。
しかし、なんといってもまだ12歳の少女。
11歳である冷泉帝の人形遊びの相手であった。
しかもこのころの尼宮は病気がちで、参内しても帝のそばに長くはいられなかった。
その意味で、少しおとなびた9歳年上である前斎宮の入内はありがたい。
源氏が須磨の浦や明石でわび住まいをしていたころ、都では多くの女君たちが源氏の不在を嘆いたり恋しがったりしていた。
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天然ボケのお笑い芸人でもあるジミー大西は、すべての脳の働きが絵画に特化していた放浪の天才画家、山下清画伯の系譜に連なる。
言葉を教え込むと、人並み外れた「画才」が台無しになるそうな。
芸人だけでなく、ベテラン女優や元プロスポーツ選手、タレントなどがよく口にしている。
「今のわたしがあるのは、明石家さんまさんのお蔭です」
国民が「ギャンブル依存症」に陥らないよう前もって手を打つのが政府の役割と思いきや、「戦争」・「原発」・「メディア恫喝」・「採決強行の連発」・「生活困窮者の年金減額」など、何でもありの安倍政権は、
国民が身を持ち崩すことや社会が乱れることなど構わ
ないのか、目先の「地方振興」やら「雇用」のためと