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Channel: 吉備路残照△古代ロマン
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明石21声かけ

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花散里けいず 当ページ関連系図
光源氏 明石の君 明石入道 紫の上

几帳 几帳(きちょう)

蔦の細道蔦の細道/恋の通い路』 
源氏が明石の君の住む「岡辺の館」を訪れるときに通った

一昨年の晩秋、まことに僭越ながら光源氏になったつもりで蔦(つた)の細道を歩いてみました。
しかし、「平成の明石の君」と出会うこともなく、ほんの10~12mほどで殺風景な「恋の通い路」は終わりました

   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇

岡辺の館は、山寄りの少し奥まった所にある。

源氏が馬上から明石の浦を見晴らしながらゆっくり進んでいると、恋人同士で眺めると幸せになるという月影が目にはいった。

海面に浮かぶ月影である。

源氏紫の上を思い出した。

このまま都まで馬を走らせようか。

〇 秋の夜の  月毛の駒よ  わが恋ふる   

        雲居を翔れ  時の間も見む

秋の夜の月毛の馬よ、わが愛する都の空へ天翔けてくれ。つかの間でもあの人に会いたいものだ



岡辺の館は、周りを木々に囲まれた瀟洒な造りである。

浜辺の館は堂々とした構えだが、こちらは静謐な趣をたたえている。

近くに三昧堂があるのか、鐘の音と松籟が哀切に響き合った。

庭先では、秋の虫たちが声を限りに鳴いている。



を住まわせている建物は格別に美しい造りで、槙(まき)の戸口がほんの少し開けてあった。

そこから、やわらかな月の光が差し込んでいる。

源氏はためらいがちに、に声をかけた。

しかし、なんの返事もない。

「ずいぶんと高慢ちきな女だな。
都の高貴な身分の女君たちでさえ、これほど近くから言葉をかければ打ち解けてくれるものだが。
わたしが落ちぶれているので、見くびっているのか」

癪に障るが、だからといって無理強いはできない。



そんなとき、几帳の紐に触れて箏の琴が音をたてた。



源氏物語―付現代語訳 (第1巻) (角川ソフィア文庫)/角川書店

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「舛添セコイ事変」と「甘利収賄事件」と「東京五輪贈賄問題」そして「パナマ文書」などは一体どこへ行ったのでしょう。
国民もメディアも次から次に忘れてゆくから、安倍自民党は有権者を見くびっている。
「国民はバカだから、どうせ次の選挙までには忘れる」

弁護士の宇都宮健児さん(左端)は降りましたね


語り部が逝き 騙り部が君臨し /三神玲子ペタしてね


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