大津波に呑み込まれる福島県の海岸
2011年(平成23)3月11日
・津波 地震によって発生する
・高潮(たかしお) 台風や発達した低気圧が海岸を通過する際に生じる海面の高まり
六条御息所(ろくじょうみやすどころ) 東京国立博物館所蔵
激しい嫉妬に駆られて生霊(いきりょう)と化し、ふたりの女(源氏の正妻・葵の上&愛人の夕顔)を取り殺した
『源氏物語』には怪異現象や非現実的な存在は基本的には登場しないが、「生霊」と「海龍王」は物語に深みを与えている
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「高潮に襲われたらそれこそ何をする余裕もなく命を奪われると聞いてはいたが、まさか自分がこんな恐ろしい目に遭うとは思いも寄りませんでした」
その夜はずっと雷鳴がとどろき、雨まじりの暴風が吹き荒れた。
夜通しまんじりともしなかった従者たちは、明け方近くになってようやく眠りについた。
源氏がまどろんでいると、夢か現(うつつ)か、得体の知れない異形の者がやって来て、屋敷の中をうろつきながら叫んでいる。
「宮中から招かれているのに、なぜ参内しないのか」
源氏は、はっとして目を覚ました。
「さては海に住む海龍王か。海龍王はとにかく美しい者を好むというから、わたしが魅入られたのであろう」
ナルシスト・光源氏の面目躍如である。
そう思うと薄気味悪くなり、もうこの屋敷に住み続けることに耐えられなくなった。
第十三帖 明石
数日にわたって雨風は止まず、雷も鳴り止まない。
日が経つにつれて、ますます心細くなった。
気持ちが暗くなり弱くなって、将来を悲観するようになる。
「勅勘の解けないまま都に戻れば、須磨に住み続けることに辛抱できず戻ってきたと、世間の物笑いになろう。
いっそのこと山奥に分け入って、姿をくらましてしまおうか」
夢にはいつも、龍王らしき異形の者が現われる。
来る日も来る日も暴風雨にさらされ稲妻や雷鳴に神経をすり減らしているうちに、都にいる息子の夕霧や紫の上たちのことがひどく気がかりになってきた。
清少納言と紫式部―和漢混淆の時代の宮の女房 (日本史リブレット人)/山川出版社
¥864
Amazon.co.jp
自民党の山田俊男参院議員(比例区)、JA関係者のみぞおちあたりに相当な力で2、3発拳を入れた、と。
これって、自民党の末期症状?それとも--。
大西英男衆議院議員(東京16区)
末期症状ですね。以前、「いうことを聞かないマスコミをぶっ潰せ!!」旨の発言を。
「政治の世界とヤクザの世界は紙一重」との名言?を地でゆく自民党議員のなんと多いことか。
夢を追う少女たちの歓喜と苦悩に満ちた青春