Quantcast
Channel: 吉備路残照△古代ロマン
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1644

賢木22朱雀帝

$
0
0


源氏と朧月夜1 
光源氏 朧月夜(おぼろづきよ) 桐壷院 朝顔の宮 朱雀帝 弘徽殿大后 右大臣 六条御息所 頭中将

上賀茂神社 上賀茂神社
正式名称:賀茂別雷(かもわけいかづち)神社 世界文化遺産

   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇

賀茂の斎院は父・桐壷院の喪に服して斎院を下がり、代わりに桃園式部卿宮の娘・朝顔の宮が斎院に立った。

源氏はいまも朝顔の宮を忘れられないでいるが、神に仕える身になれば、さすがに諦めざるを得ない。

朝顔の宮源氏を憎からず思っているが、六条御息所(ろくじょうみやすどころ)の顛末を聞かされて以来、距離を置いている。


源氏は参内(さんだい)して、政務を執るようなことがめっきり減った。

すっかり変わってしまった境遇を紛らすために、なつかしい女君たちたちを思い出しては暇をつぶしていた。

親友でライバルの頭中将(左大臣の長男)も、正妻右大臣の娘だが、あまり大事にしなかったゆえか不遇をかこっている。


朱雀帝は亡き桐壺院の遺言どおり、源氏を大切に思ってそれなりの処遇をしようとはするが、まだ若いうえに性格がやさしくて毅然としたところがない。

気持ちはあっても、源氏のために何もできないでいる。

政治むきのことは、祖父の右大臣と、蛇蝎のごとく源氏を嫌っている母・弘徽殿大后が勝手し放題で、 口を挟むことすらできなかった。


源氏にとってますます不愉快なことばかり続くが、尚侍(ないしのかみ)の朧月夜(おぼろづきよ)とは密かに情を交わしている。

朧月夜右大臣の娘であり、大后の妹。

いわば敵側の女だが、まだふたりの関係は続いている。




世界の中の『源氏物語』―その普遍性と現代性/臨川書店

¥3,888
Amazon.co.jp



日本人は人を殺しに行くのか 戦場からの集団的自衛権入門 (朝日新書)/朝日新聞出版

¥842
Amazon.co.jp
 
安倍晋三さんだって、たまには黒塗りの専用車の中から、「集団的自衛権反対のデモ」を見かけることがあります。

そんなとき、黙って見過ごすような冷たい方ではありません。
あの無機質の尖った声で、お得意の野次を飛ばします。

「おい!君たち。自衛隊員(国民)は
国家のためにあるんだぞ。早く、気付けよ」ペタしてね

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1644

Trending Articles