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Channel: 吉備路残照△古代ロマン
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⑪雨夜 弐

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源氏物語名場面⑪

 

 

雨夜の品定め 

 

 

 

 

次は頭中将の深刻な話

 

「女は、*中の品の女が良い」

 

*中の品

『源氏物語』の冒頭には

藤壺宮葵の上六条御息所、悪役の

弘徽殿女御ら〈上の品〉ばかりが登場する。

同じく〈上の品〉の頭中将

〈中の品〉の女が人として面白いという。

特に定義はないが

 

〈上の品〉は皇族及び大臣クラス

〈中の品〉は没落皇族や受領階級/国司

清少納言紫式部

名だたる女流文学者は国司の娘

〈下の品〉は下級貴族

当たらずと言えど遠からずだと思います

 

そう前置きして

頭中将

「上の品や下の品の女より

荒廃した邸にしい女が

ひっそりと暮らしている

そんな中の品の女が好ましい」

それから

*内縁の妻の話を切り出した。 

「その女は

私の/弘徽殿女御の妹から

続けていたようなのです。

そのうち

いたたまれなくなったのでしょう

私に知らせることもなく

何処越していたのです。

その女と

姿を消してからずっと探して

きましたが今だに行方が知れません。

幼い娘が一緒なので尚更心配です。

今頃、どこで何をしているのやら―」

姿を晦ました二人は

後日、それぞれ

源氏とヒロイン並みの関わりをもつ。

 

 *内縁の妻/夕顔 4帖『夕顔』

*娘/玉鬘 22帖『玉鬘』

玉鬘が

男女を含めて最も

波瀾万丈な人生を送った!

 

締めくくりは式部丞

「私ごとき

下々の者に皆様方に申し上

ような話題がございましょうか」

 

次回へ

 

第二帖『帚木』

 

 

 

数百人(国連)のジャニーズタレント前社長

毒牙にかかっていたのならほぼ全員

声が掛かったのかもしれない。

自分の性的嗜好を満たす為

男性アイドルグループを

のではないかさえ思ってしまう。

この日本社会で

行われていた土俗的な通過儀礼

 

「ここで耐えないとデビュー出来ないし

テレビに出演できないので―」

 

 

 

 

 


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