鶴富屋敷(那須大八郎と鶴富姫の悲恋の舞台) 宮崎県東臼杵郡椎葉村上椎葉
宮崎県民謡の『ひえつき節』を御存じだろうか。
よほどの民謡好きでないと、かすりもしないかな。
庭のさんしゅの木鳴る鈴かけて ヨーホイ
鈴の鳴るときゃ出ておじゃれヨ
鈴の鳴るときゃ何というて出ましょヨ ヨーホイ
駒に水くりょというて出ましょヨ
おまや平家の公達流れヨ
おどま追討の那須の裔ヨ
那須の大八鶴富おいてヨ ヨーホイ
椎葉たつときゃ目に涙ヨ
http://www.youtube.com/watch?v=3qtS7HVOQFc
那須の大八は与一の弟、鶴富姫は平家の末裔で椎葉の娘。
ふたりは恋仲。
ひえつき節は、平家落人追討伝説と悲恋の民謡だった。
…… ……
○「射つべき仁は御方(みかた)に誰(たれ)かある」とのたまへば、「上手どもいくらも候ふ中に、下野国の住人、那須太郎資高(すけたか)が子に、与一宗高(むねたか)こそ小兵(こひやう)で候へども、手利(てき)きで候へ」。
義経が、「扇を射落とせる者が味方にいるか」とおっしゃると、実基は、「弓の名手はたくさんいます。なかでも資高の子、与一宗高が、小柄ですが腕は確かです」と答えた。
○「証拠はいかに」とのたまへば、「かけ鳥なんどを争(あらが)うて、三つに二つは必ず射落とす者で候ふ」。
義経が、「根拠は?」とおっしゃると、「空を飛ぶ鳥を追いかけて射落とす競争で、3羽に2羽は必ず射落とします」。
○「さらば召せ」とて召されたり。
「それではその者を呼べ」とお呼びになった。
○与一、そのころは二十ばかりの男(をのこ)なり。
与一はまだ20歳ほどであった。
…… 原文に忠実な訳ではありません ……
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