源氏物語
第33帖藤裏葉
光源氏39 紫の上:31 東宮(春宮) 明石の君:30
明石の姫君:11 夕霧:18 雲居の雁:20
山の端は 山と空の境(山の部分)
山際ぎわ (空の部分)
藤の花房かぼう
多くの花が寄り集まって1つの花房になる
かすかに微笑んでいる内大臣は、たおやかな源氏とは異質の風格があり艶やかな男っぷりである。
山の端から月が顔を出したが、すでに花の色がはっきりとは見えない時分。
藤の花を愛でるのを口実に、酒を酌み交わしながら管弦の遊びに興じることにした。
内大臣は酔った振りをして、むりやり夕霧に酒を勧める。
「あなたは*末世には出来すぎるほどの大秀才でいらっしゃるようだが、年寄りを蔑ろにされることが残念です。
古い書籍にも、*家礼という言葉があります。
重々分かっておられると思いますが、あなたは年寄りに辛い思いをおさせになると私は度々恨んでおります」
*末世まっせ
【仏教】末法の世。釈迦入滅後の仏法の衰えた世
人心(道義)の荒廃した世の中
(例.晋三一味の国会答弁)
*家礼けらい
①親や身分の高い人に敬意を表すこと
②公家や武家の家臣。「家来」と同じ
夕霧、
「どうして私が伯父上を蔑ろにすることがございましょう。
私は、亡くなられた方々のことをよく思い出します。
その方々の身変わりとして、自分の身を捨ててても---と存じておりますのに。
伯父上は、どうしてそのように仰るのでございましょうか。
おそらく、私の未熟さのためです」
頃合いを見計らって、内大臣はざっくばらんな調子で謡った。
○ 春日さす 藤の裏葉の うらとけて
君し思はば 我も頼まむ 後撰集春下/読人不詳
あなたが私を思って信頼してくれるなら
私もあなたを頼りにしましょう
柏木は父親の意向をくんで、花房の長い藤の花を折って夕霧の盃に添えた。
「安倍総理、森友・加計・桜を見る会と、あなたは何度
李下に冠を正すんですか」江田憲司議員。
税金泥棒をする権力者と
税金泥棒をいつの間にか許してしまう日本国民。
泥棒を必死に守る自民党と官僚たち。
紛れもなく末世です。
安倍内閣を支持しない層の45%は
安倍晋三を信用できないから。
支持層の4%は安倍晋三を信用できるから。
(直近のNHK調べ)
深夜のラジオから
初恋の人に似ている
トワ・エ・モア