第三十一帖真木林
光源氏37~38 紫の上29~30 蛍兵部卿宮 玉鬘23~24
内大臣40~41 秋好中宮28 夕霧16~17 明石の君:28
柏木21~22 明石の姫君9~10 髭黒大将32~33
花散里23~24 弁少将 雲井の雁 冷泉帝19~20
真木林 (髭黒の娘)
男踏歌/女踏歌もある
【春の寝殿】の南庭に*男踏歌の*殿上人が訪れた。
左から源氏・玉鬘・明石の姫君・紫の上が
男踏歌の様子を見物している。
内裏だいり
承香殿じょうきょうでん
【承香殿】の東側の部屋には玉鬘、
西側には*式部卿宮の姫君の女御が住む。
玉鬘は、式部卿宮が髭黒の
北の方を実家に連れ帰った原因。
玉鬘は、【承香殿】の東側の部屋をあてがわれた。
西側には、*「式部卿宮の姫君の女御」が住んでいる。
【承香殿】を与えられている女御だから承香殿女御と
呼ばれそうだが、確かに、【承香殿】は【藤壺】や
【弘徽殿】とは異なり、独立した建物ではない。
【紫宸殿】などと同じ建物の北側にある。
それ故、
女御を「建物の名前」ではなく、
「父親の名前」で区別するのかな?(想像です)
二つの部屋を隔てているのは廊下のみだが、ふたりの気持ちは遠く離れていることだろう。
いま、内裏では秋好中宮や弘徽殿女御、式部卿宮の姫君の女御、左大臣の女御たちが冷泉帝の寵愛を競いあっている。
玉鬘には、その熾烈な争いの中に割って入る気持ちはさらさらないようだ。
男踏歌は「宮中」の『帝の御前』から『中宮の午前』、それから『朱雀院』へと回っているうちに夜がすっかり更けてしまったので、『六条院』では丁重に辞退した。
よって、男踏歌の一行は『朱雀院』から「宮中」に戻って、『東宮御所』などを回っているうちに東の空が白んできた。
すっかり夜が明けると、一行は酒盛りをしながら催馬楽の「竹河」を謡い始めた。
一行のなかに【内大臣家】の子息が4、5人いるようだが、殿上人の中でも際だって声がよく、容姿も秀でている。
玉鬘も女房たちも、宮中での生活がこんなに晴れやかで楽しいのなら、暫くこちらで過ごしたいと思い始めていた。
いうまでもなく、【内大臣家】の子息たちは玉鬘の異腹の兄弟にあたる。
髭黒は宮中の宿直所に一日中詰めていて、ほぼ同じ内容の手紙を何通か玉鬘にとどけた。
香港区議会選で民主派圧勝 全議席の過半数を獲得(19/11/25)
習近平がどう出るか
これから気になるところです。
深夜のラジオから
君住む街へ オフコース
作詞:作曲 小田和正