第二十八帖 野分
光源氏36 紫の上28 蛍兵部卿宮 玉鬘24 内大臣39
秋好中宮27 夕霧15 明石の君:27 柏木20
明石の姫君8 髭黒右大将 花散里22
雲井の雁 弁少将 近江の君
佳人三様
紫の上 玉鬘 明石の姫君
蒲桜 八重山吹 藤
女郎花 オミナエシ
玉鬘は、きのう見掛けた紫の上ほどの華やかな美人ではないが、一目見ればつい微笑んでしまいそうなところは少しも劣っていない。
紫の上が咲き誇る蒲桜ならば、玉鬘は八重山吹である。
いかなる花の美しさにも限りがあり、ときには萎れた蘂などが混じることもあるが、玉鬘の容姿の美しさは例えようもない。
女房はひとりも控えていないから、ふたりは身体を寄せてさも親密そうに小声で話していたが急にどうしたのだろう。
突然、源氏が立ち上がった。
玉鬘が、源氏に歌を詠みかける。
○ 吹き乱る 風のけしきに 女郎花
しをれしぬべき 心地こそすれ
吹き乱れる風のせいで、女郎花は
いまにも萎れてしまいそうな心地がいたします
源氏の返歌、
○ 下露に なひかましかは 女郎花
荒き風には 萎れさらまし
もし下葉の露になびかれれば
女郎花は荒い風には萎れないでしょうに
かすかにしか聞きとれないので聞き間違いかも知れないが、あまり気持ちのよい歌のやりとりではない。
夕霧は最後までふたりの様子を眺めていたかったが、源氏に気付かれたらまずいのでその場を立ち去った。
野分見舞いの最後に、源氏は花散里の【夏の御殿】を訪れた。
田辺聖子さん 2019年6月6日死去 享年91
「ま、人生はだましだまし保ってゆくもの。
ゴチャゴチャしてるうちに持ち時間、終わるわよ」
自称 女のおっさん
「(年金を払っておけば) 100年安心」
安倍さんが胸を張ったのはほんの数年前。
(消えた年金問題もあった。
「100年安心」の根拠は何だったんだろう)
先の『金融審議会/首相の諮問機関』は
「老後2千万円足りなくなる。
資産を運用して蓄えておくべき」。
老後のために、
資産を運用して2千万円
蓄えておかねばならないそうです。
あなたは、出来そうですか。
ピンときますか。
参院選を目前にして、麻生太郎金融担当相は
「報告書を受け取らない」と言い放ちました。
「(審議会の)お前ら、本当のこと
を言えばいいってもんじゃないんだぞ」と。
ウソと過剰パフォーマンスという点で
安倍政権とトランプ政権は一卵性双生児。
両政権とも、トップの人間性による。
時の流れに身をまかせ ♪ 聴きくらべ
テレサ・テン オリジナル
徳永英明 カバー
石川さゆり
松浦亜弥