第二十七帖 篝火
光源氏36 紫の上28 蛍兵部卿宮 玉鬘24 内大臣39
秋好中宮27 夕霧15 明石の君:27 柏木20
明石の姫君8 髭黒右大将 花散里22
雲井の雁 弁少将 近江の君
弘徽殿女御
遣水 と 曲水の宴
毛越寺 岩手県
遣水
寝殿造で、外からひき入れて庭園に作った流れ
曲水の宴
庭園の曲水に沿って参会者が座り、上流から流される杯
が自分の前を通り過ぎないうちに詩歌を詠み、杯を
手に取って酒を飲んでから杯を次へ流す遊び
荻
秋、ススキと似た花穂かすいを出すが、
ススキより大形で銀白色
檀まゆみ
ニシキギ科の落葉低木
涼しい*初風が吹きはじめると、源氏は物寂しさに堪えかねて足しげく西の対へ渡っては、日がな一日、玉鬘に和琴などを教えた。
7月5、6日頃の夕月夜は、宵のうちに早くも西の山の端に沈もうとして少しばかり雲に隠れてしまった。
荻の葉音は、いつしかしみじみとした秋の哀れを醸しだすようになった。
源氏と玉鬘は、弾きさした琴を枕に添い寝をしている。
夜も更けてきた。
「これほどの仲になりながら、清らかなままということがあろうか」
源氏はため息をつくが、さすがに女房たちが気がつくであろう。
邪な気持ちが脳裏をよぎったことに気が咎めて起き上がった。
立ち上がって部屋を出ると、前庭の篝火が消えかかっていた。
遣水の方に目をやると、涼しげな流れのほとりに枝を広げている檀の木の下に篝火にくべる松の割木が数本おいてある。
お供の右近の大夫を呼んで、その松の割木を篝火にくべさせた。
篝火は部屋からほどよく離れているので、炎にほんのり照らされた寝姿の玉鬘は息を呑むほどに艶やかで麗しい。
源氏は、右近の大夫に命じた。
「篝火の炎がけっして消えないようにせよ。
今時分の月のない夜は、庭に灯りがないと薄気味悪いものだ」
源氏、玉鬘に
○ 篝火に たちそふ恋の 煙こそ
世には絶えせぬ 炎なりけれ
篝火の炎にたち添うように昇ってゆく煙は、
決して消えることのない私の恋の炎です
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「これからも頂いた仕事しっかりとやっていきたい
今や女性タレントきっての売れっ子ではないか。
しかも雛壇ではなくMCが多い。