第十九帖 『薄雲』
光源氏内大臣時代 31歳冬~32歳秋
女車/女房車 女性が乗る牛車
網代車 あじろぐるま
竹または檜の薄板の網代で屋形を覆い、物見/窓を設けた牛車。
摂政・関白・大臣・納言なごん・大将などは略式用に使い
四・五位、中・少将、侍従などは常用とした。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
何も分からない姫君は母親の袖を引いて、無邪気な片言のかわいい声でせかした。
「早く、早く、お車に乗りましょう」
明石の君を牛車の方へ引っ張っていこうとする。
うれしそうで快活な姫君と困り切ってうつむいている明石の君を眺めている源氏と女房たちは、あまりの切なさに胸を締め付けられた。
悲しみに暮れる明石の君、
〇 末遠き 二葉の松に 引き別れ
いつか木高き かげを見るべき
二葉の松のように老い先の長い姫君とお別れして、いつになれば立派に成長したお姿を見ることができるのでしょう
最後まで声に出すことができず、嗚咽した。
源氏、
〇 生ひそめし 根も深ければ 武隈の
松に小松の 千代をならべむ
ふたりの間に姫が生まれたほど縁が深いのだから、そう遠くない日に、姫の成長を二人で見守る日がくることでしょう
乳母と少将 (女房) が御佩刀と天児のような物を持って牛車に乗る。
・御佩刀みはかし 刀を腰に帯びること
・天児あまがつ
幼児の災難を除くために, 形代 (かたしろ) として凶事を移す
ための木彫りの人形
・形代 人の身についた穢れや厄を 託して海や川に流すもの
帰りの牛車の中で、源氏は姫の将来のためとはいえ、明石の君に残酷なことをしたと臍を噛んでいた。
「どんなに辛かろう。姫のためとはいえ罪深いことをしたものだ」
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政治の道に進まず、女優になって斉藤由貴と張り合えばよかった。
先日、『山尾志桜里幹事長』と聞いたとき、
「前原さん、やるな!!」
民進党のために喜んだのも束の間、
ほどなく新しい情報が。
『幹事長』から『代表代行』へ横滑り、あげく『無役』に。
そして、とうとう民進党を『離党』。
理由は、『経験不足』から 『ダブル不倫』疑惑へと変わった。
前原民進党にとって、出鼻を挫かれたレベルではなく存亡の危機だ。
山尾志桜里衆議院議員には同じ年の夫と6歳の子供がいるそう
だが、『週刊文春』に、9歳年下の妻子ある倉持麟太郎
弁護士とのダブル不倫が報じられた。
図太いのか恋にモノが見えなくなっているのか、
前原誠司代表から打診を受けて【幹事長】に内定した夜も、
倉持麟太郎氏と時間差で、同じホテルに入る
ところを『週刊文春』に撮られている。
ホテルの同じ部屋に入って、「男女の関係はなかった」
と釈明されても世間には通らない。
元検事の山尾志桜里議員は、百も承知のはず。
『週刊文春』が3日夜に前原誠司代表を取材したため、
幹事長人事が撤回され、5日の両院議員総会で
大島敦元総務副大臣が幹事長に就任。