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住吉大社境内地図
「摂津国一の宮」という社格で、全国約2300の住吉神社の総本社。
お祓い・航海安全・和歌・農耕の神。
現光寺//源氏寺
光源氏が都を落ちて侘び住まいした住居跡。 神戸・須磨区
阪神・淡路大震災による倒壊後、再建。浄土真宗本願寺派
近くに、『平家物語』ゆかりの「須磨寺」 ← 一見の価値あり
澪標/みおつくし
船が往来するときの標識
○ みをつくし 恋ふるしるしに ここまでも
めぐり逢ひける えには深しな 光源氏
○ かずならで なにはのことも かひなきに
などみをつくし 思ひそめけむ 明石の君
帖名『澪標』は、これらの和歌による。
和歌では、「身を尽くし」にかけて用いることが多い。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
源氏はすぐ近くまで明石の君がきていたとはつゆ知らず、夜通し、楽や舞など住吉の神が喜びそうな神事を奉納した。
惟光のように若いころから苦楽を共にしてきた従者は、神への感謝の念を源氏と共にしている。
社殿の奥から出てきた源氏に、惟光、
○ 住吉の 松こそものは かなしけれ
神代のことを かけて思へば
住吉の松を見るにつけて感慨無量でございます。須磨・明石での侘しかった流謫の日々を思えば
源氏は遠い日々を思い出すかのように、
「住吉の神は、霊験あらたかであったな」
・霊験 れいげん / 神仏などの超自然的存在が人間の求めに応じて
不思議な現象を出現させること
○ 荒かりし 波のまよひに 住吉の
神をばかけて 忘れやはする
須磨ノ浦に波風が荒れ狂った夜の凄まじさ、必死に念じた住吉の神の御加護をどうして忘られようか
惟光が、舟で近くまでやってきた明石の君が絢爛豪華な源氏一行に気後れしたのか、住吉詣をすることなく引き返したことを伝えると、
「そうだったのか、知らなかった。気の毒なことをしたものだ」
源氏も、ただの偶然とは思えなかった。
「住吉の神のお導きに違いない。 せめて手紙を書いて慰めてやりたい。きっと、つらい思いをしていることであろう」
○ みをつくし 恋ふるしるしに ここまでも
めぐり逢ひける えには深しな
身を尽くして恋い慕っている甲斐があって、ここでめぐり逢えた私たちは縁の深いことです
惟光は、明石での事情を知っている者に手紙を持たせた。
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