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紫式部公園 福井県越前市
日野山(越前富士)を仰ぐ、金色にかがやく「紫式部像」
紫式部は約2年、越前守に任官した父・藤原為時とともに国府のあった武生(たけふ/現在は越前市の一部)で過ごした。
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Clik here to view. 越前国府跡
紫式部は帰京後、父の友人・藤原宣孝(のぶたか)と結婚。
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Clik here to view. 紫式部像と宇治川と宇治橋
第45帖の「橋姫」から第54帖の「夢浮橋」までの宇治十帖は、光源氏の死後の物語で、宇治が舞台。
「紫式部像」の手前を右にお茶の香りの中を5~6分歩くと、世界遺産の「宇治平等院」。
川向こうに、「宇治上神社」と「宇治市源氏物語ミュージアム」がある。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「源氏の君が宮廷で立身されてこそ、私たちの願いも叶うのだ」
源氏がこのままずっと明石にくすぶっているようでは、入道の所期の目的は果たせない。
ただし、源氏が宮廷でどれほど栄達を重ねても、娘を妻として都に呼んでくれなければ何の意味もない。
ひたすら、そのことを願うのみである。
良清ら同じ受領階級(国守)の男と結婚させる気はないし、娘もその気でいる。
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入道はもともと上流貴族の家に生まれたが、自由人の彼には形式ばった宮廷生活が窮屈で、自ら国守(播磨守)を希望して明石に下ってきたのだった。
地方官(国守はそのトップ)は、中流貴族に属する。
しかし、入道は、娘が成長するにつれて、娘やこれから娘が生むであろう孫たちのことを思うと、やはり上流に戻ってほしいと強く願うようになった。
そんな時、源氏が須磨でわび住まいをしているとの噂を耳にした。
源氏は臣籍に下っているとはいえ、亡き桐壺院の血を引いている。
入道にしてみれば、上流復帰への絶好の機会である。
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明石の君は、六月頃から懐妊の兆候があらわれて悪阻に苦しんでいる。
懐妊の知らせを聞いてからというもの、源氏は毎晩のように岡辺の館に通った。
別れが間近かに迫って、感傷的になっていることもあろう。
明石の君は、いうまでもなく悲しみに暮れている。
源氏には待ちに待ったうれしい帰京だが、「もう二度と戻って来ることはあるまい」と思うと感慨無量である。
惟光や良清ら従者たちは、やっと都に戻れるとそろって喜色満面だ。
都から迎えの人々が大勢やってきた。
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入道が涙にくれているうちに、月が替わった。
帰京の二日前、源氏はいつもより早く、まだ夜が更けないうちにやって来た。
新源氏物語 (中) (新潮文庫)/新潮社
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またまた、スピッツが、静かな湖面に石を投げるよう
なことを。「靖国」のときのように、アメリカ
さまに怒られて尻尾を巻かないように Image may be NSFW.
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