陸奥紙(みちのくがみ)
平安時代に陸奥国で産出された楮(こうぞ)を原料として作られた、縮緬(ちりめん)状のしわのある高級和紙
女房装束
国宝・風信帖 空海
空海が、最澄宛にだした尺牘(せきとく)三通の筆跡
薄様 薄手の和紙
福井・兵庫県産のものが有名で、越前鳥の子・播磨紙(はりまがみ)とも。平安時代から用いられてきた
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源氏からの心憎いまでにしゃれた手紙とみごとな筆跡、それに大きな身分差に気後れしているのだ。
とうとう気分が悪いからと、うつぶしてしまった。
手の打ちようがなくなった入道は、自ら返事を書くことに。
「源氏の君からのお手紙は田舎者の娘には身に余るのでしょう。拝見させて頂くことさえ思い及ばないようでございます。
〇 眺むらむ 同じ雲居を 眺むるは
思ひも同じ 思ひなるらむ
源氏の君が眺めておられる空と同じ空を娘も眺めておりますのは、源氏の君と娘の思いが同じだからでしょう
妙に色めいて、恐縮でございます」
源氏は、目を見張った。
「なるほど、艶っぽい」
陸奥紙に認められた筆跡は、ひどく古風だがしゃれている。
使いの者に、上等な女装束を持たせてやった。
翌日、「岡辺の館」に源氏から手紙が届く。
「代筆のお手紙をいただいたのは、初めてです。
〇 いぶせくも 心にものを 悩むかな
やよやいかにと 問ふ人もなみ
気持ちが晴れず、心中あれこれ悩んでおります。様子を見にきてくれる人もおりませんので
今度は、しなやかな薄様に流麗な文字で書いてある。
娘は、その美しさにため息をついた。
しかし、身分社会とは面倒なもの。
源氏の身分と自分の身の程が比べようもなく、自分のような女がこの世にいるということを源氏に知られてしまっていることをむしろ悲しく思っている。
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今後30年内に震度6弱以上の地震は和歌山57%、高知73%の確率で発生する。
南海トラフ沿いで確率上昇。 「地震調査委員会」予測
ベッキーが三遊亭円楽がファンキー加藤が、「不倫」を「世間に謝罪」しているが、あやまるのは不倫相手の配偶者とその周辺だけでいいのではないか。
謝れば済むのかどうかは、別問題。
彼らは言う。
「皆さまには、大変ご心配とご迷惑をおかけ致しました」
わたしに限れば、彼らに迷惑を蒙ったことや彼らのことを心配したことは一切ない。
芸能人は「私人」。税金で生活しているわけではなく、国民に対してなんらかの権力をふるう立場でもない
新聞とテレビ(特に、国民から受信料を徴収しているNHKの罪は重い)が安倍官邸の軍門に降って、「権力の監視」というジャーナリズム本来の役割を放棄している感のある今、
「週刊文春」などの週刊誌は、芸能界はほどほどに、政界にはもっとしつこく切り込んでほしい。
天下に恥と卑劣をさらし続ける舛添要一東京都知事。
舛添氏を推薦した自民党と公明党が、7月10日投開票
の参院選を見据えてか、追及が厳しくなった。
猪瀬直樹と舛添要一。自民党と公明党が推薦した都知事が二代続いて、石もて都庁を追われた。
都民に対して、「製造物責任」はないのか
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明石⑯思ひも同じ
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