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Channel: 吉備路残照△古代ロマン
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明石⑦夢告と風

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明石海峡大橋 明石海峡大橋
明石海峡を横断して架けられた世界最長の吊り橋(3911m)
神戸市と淡路市を結ぶ、

舟 
源氏たちが乗った舟の大きさはこれ位?

明石の浦 明石の浦
明石海峡を隔てて淡路島をのぞむ。
景勝の地として古来、名高い(歌枕)
〇 ほのぼのと 明石の浦の 朝霧に
    島がくれゆく 船をしぞ思ふ 『古今和歌集』

   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇

「住吉の神のお導きによって早く舟を出し、この浦を去りなさい」

源氏は、が夢枕でつげた舟とは、明石入道がのってきた舟にちがいないと直感。

良清に、入道と会ってくるように命じた。

良清は舟まで行って、久しぶりに明石入道と再会する。

「あれほど激しかった雨風のなかを、どうして船出したのですか」



「3月1日の夢に、異形の者が現れて告げました。

『13日にあらたかな霊験を見せよう。舟の準備をして、雨風が止んだら須磨の浦に漕ぎだせ』

半信半疑でしたが、とりあえず舟の用意をして待っていると、2、3分後に雨風が止みました。

それで、すぐに舟出しました。

源氏の君が、異形の者の夢告をお信じになるかどうか分かりません。

ただ、この夢告をお知らせしようと思ったしだいです。

・夢告(むこく) 夢の中に神仏などが現れ、言葉で意志を伝え指示する


舟出すると、にわかに不思議な風が吹いてたちまちこの須磨の浦に着きました。

こちらに、異形の者の夢告に関して、何かお心当たりはございませんでしょうか。

たいへん恐縮ですが、この由を源氏の君に申し上げていただきたいのです」



良清は、源氏に伝えた。

源氏明石入道の言い分と夢枕に立った亡きの言葉が重なっていることもあり、入道の舟に乗ることにした。

「須磨という未知の世界でさまざまな困難に遭ってきたが、都の方から安否を尋ねて来るものもいません。
ただ、茫漠とした空に浮かぶ月と日の光だけを、故郷の友として眺めていました。
明石の浦には、静かに隠れすむ場所はありますか」



明石入道は飛びあがらんばかりに喜んで、お礼をいった。

「とにかく、夜が明けないうちに舟にお乗りください」

惟光良清ら4、5人の従者とともにその舟に乗った。

すると、明石から須磨に向かったときと同じく不思議な風が吹いてたちまち明石に着いたのである。



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こう見えて、国会議員。「おおさか維新の会」所属の足立康史衆議院議員(2期/比例近畿ブロック)。たぶん、橋下徹旋風にうまく乗ったのだろう。
日本人の「民度」が問われるところだが、比例ペタしてね


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