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Channel: 吉備路残照△古代ロマン
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明石⑥明石入道

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源氏と朧月夜1 当ページ関連系図
光源氏 桐壷院 
朱雀帝/母方(弘徽殿大后)の祖父は右大臣

須磨・明石 ←クリック拡大
須磨~明石

須磨~明石
「東海道・山陽本線 快速」に乗って12分
瀬戸内海を眺めながらの快適な小さな旅です

   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇

何日も続いた暴風や稲光や雷鳴のため、源氏はさすがに疲れはて、柱に寄り掛かってまどろんでいると、
亡き父・桐壺院が生前そのままの姿で立っている。

よ、どうしてこのような鄙びた土地にいるのだ。住吉の神のお導きによって早く舟を出し、この浦を去りなさい」

謎めいた言葉だが、源氏はうれしかった。

父上とお別れしてから悲しいことばかりが続きます。
いっそ須磨の浦に身を投げようと思っておりました」

は、ちょっとした罪の報いを受けたのだ。
私は在位中に過失はなかったが、われ知らず犯した罪を償うのに暇がなく、この世を顧みなかった。

が苦しんでいるのを見て、海に入り渚に上がってやってきたのだ。疲れているが、帝(朱雀帝)に申し上げたい事があるので、これから都に上る」



そう言い残すと、はふっとかき消えた。

「悲しみに沈み、命を絶とうとしている私を助けるために来てくださったのだろう」

夢の中でもっとお話をすれば良かったと悔やんだ。

「もう一度、父上とお会いしたい」

源氏は無理に眠ろうとしたが、まんじりともしないうちに夜が明けてしまった。



そのころ、小さな舟を波打ち際に寄せて2、3人の男たち源氏の屋敷にやって来た。

「何者か」

「明石の浦から、前播磨守(さきのはりまのかみ/知事相当)の明石入道が用意した舟で参りました。
良清さま(元播磨守の息子)にお会いしとうございます」

良清は不審に思い、源氏に報告した。

明石入道は久しく友人でしたが、ある事で疎遠になり、それ以来、手紙さえ交わしておりません。
この荒波のなか、いかなる用で参ったのでしょう」
 
源氏は、昨晩、夢枕に現れた故桐壺院の言葉を連想した。

「住吉の神のお導きによって早く舟を出し、この浦を去りなさい」



藤原道長 (岩波新書 青版 764)/岩波書店

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ご覧のように、4月18日(月)の衆議院は、安倍さんの強い要請で 「TPP特別委員会」が開かれました。

アメリカ様というよりオバマ様に、「うい奴じゃ」と頭を撫でてほしいのでしょうが、安倍さんは甚大な被害を出している「熊本地震」より「TPP」のほうが気になるのです。

亡くなった方のご遺族や避難生活に苦しんでいる人たちは、どんな気持ちでしょう。



なにかというとすぐ口にする「国民の生命と財産を守る」という口癖は、「国民の皆さまに丁寧にご説明します」、
「任命責任は総理たる私にあります」、「全力で」などとともに、安倍さんのまるで心のこもらない空手形のひとつ。

言行不一致も極まれり!!というよりは、「言」はあっても「行」はない。野党議員たちが「TPP」てはなく、「熊本地震」を優先したのはせめてもの救いでした。



「熊本地震」と命名したのは、いささか早すぎたのでは。


安倍政権への懸念が国連によって裏付けらペタしてね


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