91年TBSテレビドラマ
東山紀之の光源氏(青年期)
壮年期は片岡孝夫(仁左衛門)
雨夜の品定め
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源氏が17のとき、『源氏物語』でも有名な<雨夜の品定め>で、頭中将ら恋愛経験ゆたかな先輩たちから、「上流階層の女よりも中流の女のほうがユニークでが面白い」ときいた。
その翌日、さっそく中流の女(空蝉・うつせみ)と深い仲になる源氏はやはりただ者ではない。
源氏の家臣に、伊予介(いよのすけ)という地方官がいる。
伊予介のむすこの紀伊守(きいのかみ)の屋敷に方違えで泊ったとき、伊予介の若い後妻(空蝉)と居合わせた。
・方違え 平安時代、外出の目的地が禁忌の方角に当たる場合、前夜に別の方角に行って泊まり、方角を変えてから出発した。(陰陽道の説)
・守(かみ) 長官 知事 ・介(すけ) 次官 副知事
伊予介は、単身で任国の伊予(愛媛県)に赴いている。
源氏が夜眠れないままに屋敷を歩いていると、小柄な女(空蝉)が横になっていた。
ひょいと抱え上げて自分の部屋に運んでいると、空蝉の女房とバッタリ。
17歳は、すこしも悪びれない。
「夜が明ける前に、迎えに来なさい」
空蝉と軒端荻
囲碁の対局を垣間(かいま)みる光源氏 『宇治市源氏物語ミュージアム』
数日後、ふたたび空蝉をたずねると大柄な女(軒端荻・のきばのおぎ)と碁盤を囲んでいた。
軒端荻は、空蝉の義理の娘である。
囲碁の対局がおわったころ、源氏が女たちの寝室を伺うと、空蝉は気配を察して気づかれないように部屋を出ていった。
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格闘技女子は、今いずこ
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女君たち③中流の女
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