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Channel: 吉備路残照△古代ロマン
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紅葉賀⑤葵の上と若紫

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朝賀 大極殿朝賀
國学院大学図書館所蔵 江戸時代末期写
朝賀(朝拝):が元旦に文武百官の拝賀(お祝いの言葉)を受ける行事

廬山寺追儺式鬼法楽 廬山寺追儺式鬼法楽
追儺(ついな 鬼やらいとも):大晦日の宮中の年中行事。平安時代の初期から行われている鬼払いの儀式で、現在の節分。
廬山寺(ろざんじ):紫式部の邸宅跡

   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇

源氏は、里下りしている藤壺に会いたい一心でたびたび三条邸に赴くが、王命婦ら女房かあいさつに出てくるだけで、藤壺は決して会おうとはしなかった。

源氏の脳裏には藤壺しかなく、正妻の葵の上を思い出すことははほとんどない。

それゆえ左大臣邸にはすっかり無沙汰で、葵の上はともかく左大臣はやきもきしている。

そんなとき、「源氏の君が、二条院に若い女君を迎えられました」と告げ口する者がいた。

仲のいい夫婦ではないが、葵の上はさすがに面白くない。

「そのお若い方を、正妻にでもなさるおつもりかしら」

ますます源氏に心を閉ざしてゆく。


年が、明けた。

源氏は元旦の朝賀に参内する出かけに、若紫の部屋をのぞいてみた。

若紫はたくさんの人形の道具を並べ、いくつもの小さな御殿を部屋いっぱいに広げて遊んでいる。

「今日から一つ年をとりましたね。ひとつ大人になりましたか」

にこやかに声をかける源氏の笑顔が晴れ晴れとしていて、若紫への愛情にあふれている。

「大晦日の晩に、犬君(いぬき)が鬼やらいをするといってこれを壊しましたの。いま、直しておりますの」

若紫にとっては、世の中がひっくり返るほどの大事件だ。

「そそっかしいことを犬君はしたものですね。すぐに直させましょう。今日は元日だから、泣いてはいけませんよ」


源氏の正装した姿は、あたりを払うように立派である。

女房たちがため息まじりに源氏を見送っているところへ、若紫が走ってやってきた。





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中国によると、中国軍機が米軍機に異常接近した理由は、「米軍による頻繁で接近した偵察」だそうだ。

中国軍機が自衛隊機に異常接近したときは、「自衛隊機が先にやった」だった。
南シナ海で、ベトナム漁船に中国船をぶつけたときは、「ベトナムが先にやった」。ベトナムが、証拠写真を公表しても馬耳東風、「ベトナムが先にやった」

常に、「責任は、相手国にある」。弁明にしても、そもそも相手国や国際社会の理解を得ようと思っていない。

こんなひとりよがりの厄介な隣国が、「アジアの安定と平和はアジアで守る。(アメリカはアジアから出ていけ)」という。

中国にとって、「アジアの安定と平和」とは、アジア諸国がすべて中国の属国になるという意味に他ならない。

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