
人にとり憑いて苦しめたり病気にさせたり死に至らせたりする

病気や災難を祓うために行う祈祷orその儀式
貴族や女房らの多くは皇子(女)であることを疑わなかったが、藤壺のライバルであり先に桐壺の更衣をいじめ殺した弘徽殿女御の一派は納得していない。
帝は懐妊を大いに喜んで、ますます藤壺を寵愛する。
藤壺は産まれてくる子を「不義の子」にしないことに成功したかに思えたが、やはり心中は穏やかではなく恐ろしかった。
源氏は藤壺懐妊のウワサを耳にした夜、ただならぬ夢にうなされる。
「お腹の子が、自分の子かもしれない」と思ったわけではない。
だが、占い師を呼んで夢占いをさせると思いがけないことを告げられた。
「あなたさまはいずれ帝の父上になられます。すばらしく幸運な人生ですが、蹉跌をきたすこともございます。くれぐれもご用心ください」
藤壺のお腹の子の父親が自分であることを知って、源氏は腰が抜けるほど動転した
もし夢占いの「秘密」が帝や世間に知られたら……。
源氏と藤壺がいかに帝最愛の息子であり后であろうと、ただでは済むまい。
お腹の子はどうなる。
源氏は占い師に、固く口止めした。
「わたしが見た夢ではない。ほかの方の夢だ。決して口外してはならぬ」
帝は藤壺がいっそう愛おしくなって明るいうちは飛香舎(ひぎょうしゃ 藤壺の別名)を訪れ、暗くなると清涼殿に招いて寵愛した。
藤壺は身ごもっているせいで少しふっくらとしているが、その表情はどこかしら愁いを含んでいる。
帝は、そんな藤壺を慰めるために度々管弦の遊びを催した。
管弦の遊びにはいつも源氏を招いて、琴か笛を奏でさせた。
源氏は笛を吹いたり琴を弾いたりしながら、御簾の向こうで帝と寄り添っているだろう藤壺のことが気になって仕方がない。
晩秋の月明かりの夜。
宮中からの帰り、六条京極を通りかかったとき荒れ果てた屋敷がみえた。
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