源氏物語
53帖 手習
薫27~28 匂宮28~29 中の君27~28
浮舟22~23 明石中宮46~47
母尼80代 妹尼50代
↑横川僧都の↑
宇治川の鵜飼
平安貴族が楽しんだ夏の風物詩
屋形船に乗って、
食事しながら鵜匠の巧みな
手綱捌きを間近で見られるそうです。
(過去記事から)
横川僧都、
「以前、思いがけない場所でお会いしたのは前世からの宿縁があってのことだと思います。
しかし、法師は、格別に大事な用件でもなければ女の方にお手紙を差し上げたり頂いたりすることは控えなければなりません。
それ故、気にはなっておりましたが、一度も貴女のその後の経過をお尋ねしませんでした。
ところで、年配の尼たちとの暮らしは如何ですか」
浮舟、
「一度は死のうとした身が、不思議なことに、今、こうして生き永らえております。
つらいと思う一方で、僧都や妹尼を初めとして皆さま方の温かいお気持ちには深く感謝しております。
でもやはり、どうしても、この世には馴染めそうにありません。
どうか、どうか、わたしを尼にして下さいませ」
僧都、
「まだまだお若いのに、どうしてそんなに出家を望まれるのでしょう。
ただ若い女の方にたまに見られますが、思い立った時は強い気持ちでも、年月が経つにつれ後悔される方も―」
浮舟、
「わたしは幼い頃から物思いに耽っていたそうで、のちに*母が申しておりました。
*母
光源氏の異腹の弟/宇治八の宮に仕えていた女房。
浮舟は源氏の姪にあたる。
名作映画案内252
原題*Im Westen nichts Neues
西部戦線異状なし
2022年ドイツ公開
原作*
エリッヒ・マリア・レマルクの同名長編小説
監督*エドワード・ベルガー
主演*フェリックス・カメラー/パウル
★
第一次世界大戦の西部戦線
17歳の若い
ドイツ軍兵士パウルは、
仲間たちと西部戦線に赴いて
戦ううちに絶望と恐怖の淵に―。
148分