源氏物語
52帖 蜻蛉
薫27 匂宮28 中の君27
浮舟22 明石中宮46
藤原為時 紫式部 従者
越前の守として
武生たけふに赴く藤原為時一行。
越前国の国府/国衙は武生にあった。
紫式部は、
多感な青春期の1年半余を武生で過ごす。
紫式部公園
福井県越前市東千福町
(過去記事から)
いざ具体的に知らされると、激しい嫉妬心とともに浮舟が亡くなっていることもあって深く気が滅入った。
それでも几帳面な薫は都に戻ると、さっそく浮舟の母・中将の君に手紙を認める。
浮舟が亡くなったという報告と、浮舟の弟たちの将来の任官について面倒をみるという文面であった。
中将の君は浮舟の死を自ら再婚相手の夫・常陸の守に伝えず、薫から届いた手紙を渡した。
権威や権力にからきし弱い田舎育ちの武骨者は、さも大事なもののように恭しく手紙を受け取った。
常陸の守は、以前、薫に仕えていたことがある。
ありがたく一読すると、再婚以来、実子ばかりを可愛がって、邪魔者扱いをした浮舟の死を悼んだ。
「浮舟殿は、なぜ、恵まれた身を自らお捨てになられたのだろう。
名作映画案内236
すずめの戸締り
2022年公開
原作*脚本*監督*新海誠
★
日本各地の廃墟を訪ねて
災いの元である「扉」を閉める
『戸締りの旅』に出た少女の冒険
と成長を描いた長編アニメーション。
121分
2023年、
『第73回ベルリン国際映画祭』
のコンペティション部門に出品。
同映画祭で、
最高賞の金熊賞を受賞した
「千と千尋の神隠し」以来21年ぶり。
同作は、
残念ながら金熊賞を逃した。
金熊賞は、
仏・日共同制作のニコラ・フィリベール
監督のドキュメンタリー映画
「On the Adamant」。