源氏物語
52帖 蜻蛉
薫27 匂宮28 中の君27
浮舟22 明石中宮46
紫式部像
日野山/越前富士を仰ぐ
金色の十二単を身に纏った紫式部。
紫式部公園
常陸の守、
「浮舟殿は、なぜ、恵まれた身を自らお捨てになられたのか。
私など薫の君にながくお仕えしたが、お近くに召されたことなど一度もなかった。
有り難いことに、薫の君は子供たちの任官のことを心に掛けて下さっておられる」
匂宮と薫は未だ浮舟を失った悲しみの中にあるが、匂宮は気晴らしのためか女君を物色しているという。
姉の女一の宮には小宰相こざいしょうという女房が仕えているが、匂宮は以前から関心を寄せていた。
琴や琵琶をみごとに奏し、気立てが良く語り口が洗練され才色兼備でもある。
筆跡は流れるように美しい。
しかし、彼女もまた薫と親しい関係にあった。
真面目人間で通っている薫は、匂宮のように強引で手が早くはないが、なかなか発展家のようである。
というよりは異性同性を問わず、他人と良好な関係を築く能力に長けているのかもしれない。
名作映画案内237
原題*Sully
ハドソン川の奇跡
2016年公開
原作*サレンバーガー機長の手記
「機長、究極の決断 『ハドソン川』の奇跡」
監督*クリント・イーストウッド
主演*トム・ハンクス/
サレンバーガー機長/愛称Sully
★
2009年1月15日
乗客乗員155人を
乗せた航空機がマンハッタン
上空850mでコントロールを失った。
にも拘わらず、
一人の死者も出さず生還した奇跡の真相。
96分