源氏物語
49帖 宿木
薫24~26 匂宮25~27
中の君24~26 浮舟19~21 夕霧50~52
女楽
右から、紫の上の「和琴」、女三宮の「琴」
脇息に凭れている明石女御は「箏の琴」
(この場面では筝の琴は見えないが↑
本文にも「御琴も押し遣りて」とある)
手前には、明石の君の「琵琶」。
35帖『若菜下』
匂宮は六の君がもし凡庸で退屈な女なら、それはそれでそれなりに接しようと思っていた。
しかしいざ会ってみると、六の君は想像をはるかに超えて容姿にすぐれ品性高く教養人である。
六の君には、中の君にはない華やかな魅力があった。
中の君は身重の上に【二条院】への六の君の輿入れのことで不安が募る一方だが、頼りにできる人物はいない。
せめて薫に話を聞いてもらおうと、手紙を認めた。
「亡き父・八の宮の供養を執り行って下さった御礼を直接お伝えしとうございます」。
さっそく翌日の夕間暮れに薫がやって来た。
御簾越しの対面が通常だが、今回は御簾の中に薫を招き入れて几帳越しで話した。
名作映画案内
原題Little Women
ストーリー・オブ・マイライフ
わたしの若草物語
2020年公開
監督*グレタ・ガーウィグ
主演*シアーシャ・ローナン/ジョー・マーチ
★
南北戦争時代に生きた4姉妹
しっかり者の長女メグ、
活発で作家志望の次女ジョー(主役)、
内気で繊細な三女ベス、
人懐っこいが頑固な末娘エイミー。
女性が表現者として
世に認められることが稀だった時代、
ジョーは作家になる夢を追い続けていた。
性別によって
狭められる人生を乗り越えようと
思いを寄せるローリーからのプロポーズ
に応じず我が道を突き進むジョーだったが…。
135分