源氏物語
46帖椎本しいがもと
薫23~24 匂宮24~25
大君25~26 中の君22~23
葵祭 童殿上
わらわてんじょう
公卿の子で、
宮中の行儀作法を見習うため、
元服前に殿上を許されて出仕している少年。
外出のままならない匂宮は、山桜の枝を手折らせて可愛いらしい童殿上に姫君たちへ届けさせた。
お礼の手紙は、中の君が認めた。
○ 山桜 匂ふあたりに 訪ねきて
同じかざしを 折りてくるかな
山桜の美しく咲いている辺りを訪れて、
同じ桜の挿頭を手折りました
挿頭かざし
髪や冠に花や枝、造花などを挿すことorその物。
都から、紅梅右大臣が匂宮を迎えに来た。
宮は一度も姫君たちに会うことなく、後ろ髪を引かれる思いで宇治を去った。
しかし、これを機に、匂宮は薫を介することなく直に姫君たちへ手紙を書くようになる。
返信は、いつも中の君の役割である。
源氏の血を引く匂宮の女好きの噂は、叔父である八の宮に届いていた。
名作映画案内156
原題*Scent of a Woman
夢の香り
1992年公開
監督*マーティン・ブレスト
主演*アルパチーノ/フランク(退役軍人)
クリス・オドネル/チャ―り-(苦学生)
★
奨学金でボストンの全寮制高校に入学したチャー
リーは帰省費用を稼ぐため盲目の退役軍人
フランクの世話をすることになった。
偏屈で口汚いフランクは
断りたかったが彼の姪に懇願され引き受けた。
ある日、
同級生が校長の車に悪戯する場面を目撃
したチャーリーは校長から迫られる。
「犯人の名を明かせば名門大学、断れば退学」。
アルバイト初日
彼はフランクのNY旅行に同行するが--。
157分