源氏物語
45帖橋姫
薫20~22 匂宮21~23 大君22~24
中の君20~22 冷泉院49~51
宇治市源氏物語ミュージアム
アクセス
京阪宇治線の宇治駅から徒歩12~15分。
(平等院はJR宇治駅からが近い)
改札口を出ると、すぐ右手に『平家物語』でも
お馴染みの宇治川が今も滔々と流れています。
薫、
「是非、もう一度お聴きしとうございます」。
八の宮、
「この《山荘》に住みついて以来、娘たちに筝の琴など一度も手ほどきしておりません。
時折、気ままに掻き鳴らしているようですが、宇治川の川波だけが調子を合わせているようです。
二人とも、きちんとした奏法を身に付けてはおりません」
それでも八の宮は演奏するよう娘たちに声を掛けるが、恥ずかしいのか楽器を手に取ろうともしない。
いかにも世慣れない娘たちの振舞いに、八の宮は彼女らの行く末が心配でならない。
薫は、縁組などに関わりなく身内同様に御世話させて頂きますと言って八の宮を安心させた。
○我なくて 草の庵は 荒れぬとも
この一言は かれじとぞ思ふ 八の宮
私の死後、この《山荘》は荒れ果てても
娘たちの後見人になる という一言は信じております
八の宮が亡くなったのは、その年の中秋の頃であった。
翌朝早く、薫は弁の君と対面していた。
弁の君は意を決して、柏木が亡くなるまでの経緯や遺言などを率直に知らせようと思っている。
名作映画案内151
The Favourite
女王陛下のお気に入り
2018年公開
監督*ヨルゴス・ランティモス
主演*オリビア・コールマン/アン女王
★
イギリスはルイ14世のフランスと戦争中
アン女王を、
幼馴染みのサラが操っている宮廷にサラ
の従姉妹で没落貴族の娘・アビゲイル
が現れ召使として働くことになった。
アビゲイルは、
まずサラに気に入られ侍女に昇格するが
さらに野望が芽生え女王のお気に入りに---。
120分