源氏物語
45帖橋姫
薫20～22 匂宮21～23 大君22～24
中の君20～22 冷泉院49～51
宇治十帖スタンプラリー
宇治市では、
源氏物語「宇治十帖」の
古跡を巡りながら宇治の自然を歩く
「宇治十帖スタンプラリー」が開催されます。
スタンプを全部集めた方は
抽選会に参加できる他、参加賞もあります。
お問い合わせ
TEL.0774-22-3141（宇治市観光振興課）
宇治市観光協会
弁の君は意を決して、柏木が亡くなるまでの経緯や遺言などを率直に薫に知らせようと思っていた。
これから打ち明ける秘密の全てを知っている者は、弁の君と小侍従のみだったが、小侍従はだいぶ前に胸の病で亡くなっている。
弁の君、薫に、
「御覧に入れたい物がございます。
わたしのような取るに足らない者には、それらをどう扱って良いのか分かりません。
薫君のためにも、いっそ焼き捨ててしまおうかと思ったこともございましたが、それも出来ませんでした。
薫君にお預けいたします。
どうか、ご自分で処置して下さいませ」
そういうと、弁の君は布袋に入った黴臭い反古を渡した。
それらは病に倒れて余命幾許もなかった柏木が、女三宮にあてた手紙の束であった。
これ以上ない自分の出生の証拠を目の当たりにした薫は、にわかには信じられず激しく動揺した。
父親は今まで信じて疑わなかった源氏ではなく、柏木だったのである。
地面に叩きつけられるように打ちのめされた。
だが、ひたすら仏道修行に励んでいる母の女三の宮に、秘事を知ってしまったことを明かすわけにもいかない。
名作映画案内152
カメラを止めるな！
2017年公開
監督*脚本*上田慎一郎
主演*濱津隆之
★
廃墟でゾンビ映画の撮影中
そこは日本軍が死体を蘇らせる人体実験をして
いたという忌まわしい都市伝説がある。
見せ場の撮影中、
監督はヒロイン役の演技に、
恐怖心の演技が足りないと苛立ち--、
96分
「三谷幸喜を真似したら三谷幸喜
よりも面白くなってしまった事故のような映画」
町山智浩（映画評論家）