源氏物語
45帖橋姫
薫:20～22 匂宮:21～23 大君:22～24
中の君:20～22 冷泉院:49～51
宇治十帖人物相関図
京都大学新聞社
弁の君は柏木の臨終の折に聞いた遺言を、いつか薫に話さなければならないと思っていたとも言う。
柏木は病床で夕霧に遺言を伝えたが、乳母子である弁の君は近くに控えていたのだろう。
弁の君にも遺言を知っていてもらいたい柏木の要請があったのかも知れない。
薫はその遺言の内容を一刻も早く聞きたいが、弁の君は口をつぐんでしまった。
しばらくして、やっと、
「日を改めて、お話し申し上げます」
都に戻った薫は、柏木の遺言の内容がどのようなものか心にかかって何も手につかなかった。
「柏木の君の遺言とは？
弁の君は、なぜ、その遺言を私に話さなければならないのか。
柏木の君と私に、どんな関係が？」
薫には、何もかも分からなかった。
一方、八の宮の麗しい姫君たちのことも気になる。
名作映画案内149
男はつらいよ/寅次郎春の夢
1979年公開
原作*脚本*監督*山田洋次
主演*渥美清/フーテンの寅次郎
午前様/笠智衆
★
秋もたけなわ。
寅次郎は柴又に半年近く帰っていない。
帝釈天のベンチで意気
消沈している外国人が目にとまった
午前様は
声を掛けてやりたいが英語が苦手--、
104分