源氏物語
45帖橋姫
薫:20~22 匂宮:21~23 大君:22~24
中の君:20~22 冷泉院:49~51
病床の柏木を見舞う夕霧
~源氏物語絵巻~
国立国会図書館デジタルコレクション
柏木は、
源氏の正妻・女三の宮との密通以来、源氏の無言
のプレッシャーを受け続けて重い病に臥せている。
絵巻は、
柏木が夕霧に後事を託している場面。
多色の場合は、過去の記事のコピペです
薫は残念に思いながらも玄関に回ると、若い女房が姿を見せた。
しかし不慣れなのか、もじもじするばかりで応対しようとしてくれない。
薫は、来意を告げた。
八の宮は、留守のようだ。
そこへ、弁の君という年を重ねた女房が現れて若い女房を軽く叱責した。
弁の君は、薫を部屋へ通して二言三言言葉を交わしているうちに、なぜか、感極まったらしく止めどなく涙を流し始めるではないか。
不思議に思った薫が涙の理由を尋ねると、それには応えず、自分は亡き柏木の乳母の娘だという。
もしそうであれば、柏木と弁の君は乳母子(乳兄妹)、主従関係ながら兄妹のように近しい関係である。
「木曽殿の御乳母子、今井四郎兼平」平家物語
源義仲と今井兼平。
乳母子らしい、
厳しいが情愛に溢れた二人の最期の場面は出色です。
弁の君は柏木の臨終の折の遺言を、いつか、薫に話さねばならないと思っていたとも言う。
名作映画案内148
原題*From Here to Eternity
地上(ここ))より永遠に
1953年アメリカ公開
原作*ジェームズ・ジョーンズの同名小説
監督*フレッド・ジンネマン
主演*バート・ランカスター/ウォデン曹長
★
真珠湾攻撃迫るハワイ
米陸軍の腐敗と
男女の愛欲と苦悩を描く。
1941年、
ハワイの陸軍兵営に配属された青年
は中隊長の命令に逆らって嫌がらせを受ける。
曹長は反抗をやめるよう青年を説得するが聞かない。
ある日、
青年はクラブで知りあった女性と恋に落ちる。
曹長は、中隊長の妻と不倫関係にあった。
118分