源氏物語
36帖柏木
光源氏48 紫の上40 夕霧27 雲井の雁32
朱雀院50 柏木32 女三の宮22
薫1 女二の宮24
現光寺/源氏寺
阪神・淡路大震災による倒壊後、再建。
源氏が、
右大臣や弘徽殿女御一派との政争に破れて
都を落ち数人の従者たちと侘び住まいした寓居跡。
神戸市須磨区
数分緩い坂を上ると、『平家物語』ゆかりの須磨寺。
ひっそりとしていた現光寺、
観光客で溢れていた大寺の須磨寺。
坂を下ると関西圏随一賑わう須磨海水浴場。
とは言いながら、今まで滅多に来なかった源氏が女三の宮の出家後、毎日のように足を運ぶようになった。
女房たちが、母・尼宮が脱俗しているので薫の《五十日の祝い》の準備を躊躇っているところに源氏がやって来た。
「何を構うものか。
薫が女君であれば、同性だから縁起が悪かろうが--」
〈薫は源氏の子ではない〉という事実をみんな知らないものだから、続々と祝いの品が届けられた。
それらの品々を見渡して、源氏は本当のことを言いたくても言えないことに居たたまれない気持ちでいた。
源氏が薫を抱き上げると、色が白くふくよかで可愛らしい。
人懐っこい愛嬌もある。
「この子は、私の残り少ない年月に成長していくのか--」
どう見ても薫は夕霧の幼いころに少しも似ていない。
しかしちょっと悔しいことに、明石中宮の産んだ皇子たち(実の孫)よりも優美で気品がある。
目元など、先日亡くなった柏木とそっくりだ。
源氏は白楽天の漢詩の一節を口ずさんだ。
慎勿頑愚似汝爺
書き下し/慎みて汝の爺に似て頑愚なる勿れ
父のような頑固な愚か者にはなるな
名作映画案内57
爆心 長崎の空
2013年公開
原作*青来有一の連作短編集『爆心』
監督*日向寺太郎 他に『火垂るの墓』など
主演*北乃きい/門田清水(原爆三世)
稲森いずみ/高森砂織
★
昭和20年8月9日、長崎に原爆投下
ある日突然、清水の母が他界。
喧嘩をしたまま母と和解していなかった清水
は後悔の念にかられ母の死を受け止められない。
一方、
砂織は娘の一周忌を迎えようとしているが、
自分が妊娠していることに気づいてパニックに。
そんな時、
清水と砂織は浦上天主堂の前で偶然知り合い--。
98分