源氏物語
36帖柏木
光源氏:48 紫の上:40 夕霧27 雲井の雁32
朱雀院50 柏木32 女三の宮:22
薫1 女二の宮24
紫式部像
日野山/越前富士を仰ぐ金色に輝く紫式部像
紫式部は、
多感な青春時代の1年半余を
「越前の守」に任じられた父藤原為時
とともに国府のある武生たけふで過ごした。
帰京後、
父の友人で妻が数人と子供のいる藤原信孝と結婚。
紫式部公園
平安時代の様式を踏襲した《寝殿造り公園》。
夕霧、
「子供の頃から死ぬ時は一緒にと約束しておりましたのに」
、
柏木、
「どうして急に病が重くなったのか、私にも分かりません。
病に伏せてから数日も経たないうちに衰弱してしまいました。
今は自分が正気なのかさえ--。
命が惜しいとは露思っておりません。
そんな私をこの世に留めているのは両親が依頼している御祈祷など霊の力なのでしょう。
私自身は、早く旅立ちたいと思っております。
とはいえ、この世を去りがたく思うことも多々ございます。
親に尽くす「孝」と君にお仕えする「忠」はこれから、と考えていたところでした。
他にも、思い残していることがあります。
死が間近になって、どなたかに打ち明けておかなければと考えていることがありますが、貴方の他にいません。
御承知のように兄弟はおりますが、それぞれに事情があって心を開いて話せないのです。
名作映画案内51
原題*THE BRIDGE ON THE RIVER KWAI
戦場にかける橋
1957年公開
原作*ピエール・ブール
監督*デビッド・リーン
主演*アレック・ギネス/ニコルスン英軍大佐
早川雪洲/斎藤大佐捕虜収容所所長
ウィリアム・ホールデン/シアーズ米海軍少佐
★
日本軍の捕虜収容所付近
斎藤大佐は連合軍の捕虜を使ってタイとビル
マ(ミャンマー)の国境を流れるクワイ河
に橋を架ける任務を帯びていた。
バンコクとラングーン(ヤングン)を結ぶ鉄道建設のためだ。
完成予定日まで
日数がないので将校も建設に従事するよう命じるが
ニコルスン大佐は「ジュネーヴ協定」に反すると拒否。
捕虜の「恩赦」を条件に再び協力を要請する
と捕虜たちに生き甲斐を与えたいと思っていた
ニコルソンは承諾、さっそく工事に取り掛かった。
一方、
脱走したシアーズの手引き
によって「架橋爆破作戦」が開始されようと--。
155分