源氏物語
36帖柏木
光源氏:48 紫の上:40 夕霧27 雲井の雁32
朱雀院50 柏木32 女三の宮:22
薫1 女二の宮24
藤原為時 紫式部 従者たち
越前の守として
武生に赴く藤原為時 紫式部 従者たち。
越前国の「国府/国衙」は武生たけふにあった。
紫式部公園の説明板
越前市東千福町
冷泉帝は柏木を元気づけようと《権大納言》に昇進させたが、柏木はすでに参内すらできない容体である。
夕霧が、柏木の昇進の祝いとお見舞いにやって来た。
二人は幼いころから一緒に学び遊んできた幼馴染み。
それゆえ、夕霧は昔から柏木の喜びや悲しみをまるで我がことのように感じていた。
それだけに柏木が先立つことからくる悲嘆は、親兄弟とのそれにも劣らないだろう。
夕霧、
「柏木の君は一体どうなさったのですか。
せめて今日だけでも、《権大納言》に昇進された喜びでお元気になられるかと思っていましたのに--」
「私はもう元の私には戻れない気がしております」
「子供の頃から死ぬ時は一緒にと約束していましたのに」
今村昌平
『カンヌ国際映画祭』で2度
パルムドールに輝いた唯一の日本人監督。
《うなぎ》&《楢山節考》
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飢餓海峡
1964年公開
原作*水上勉の推理小説「飢餓海峡」
音楽*冨田勲
監督*内田吐夢
主演*三國連太郎/犬飼多吉・樽見京一郎
*左幸子/杉戸八重
伴淳三郎/弓坂吉太郎(刑事)
若き日の高倉健(若手刑事)
★
昭和22年9月20日、台風十号襲来
北海道の岩内で大規模火災が
発生した後、青函連絡船転覆事故が起きた。
火災は質屋の店主一家三人を殺害し
金品を奪った三人組強盗による放火と判明。
連絡船には二人の身元不明死体が
あるが三人組のうちの二人であることが分かった。
函館警察の弓坂吉太郎刑事は強盗事件の夜
に姿を消した犬飼多吉を追って下北半島
へ赴き犬飼と一夜を共にした杉戸八重
という芸者に犬飼の行方を尋ねる。
182分
三國連太郎主演の「飢餓海峡」と
「神々の深き欲望」を昔東京の『名画座』で観た。
映画の内容は記憶をたどらないと戻って来ないが、
故三國さんの圧倒的な存在感は鮮明に残っている。