第二十九帖 行幸
光源氏36 紫の上28 蛍兵部卿宮 玉鬘24 内大臣39
秋好中宮27 夕霧15 明石の君:27 柏木20
明石の姫君8 髭黒右大将31 花散里22
雲井の雁 弁少将 近江の君
冷泉帝18
故夕顔の娘(玉鬘)
を探すため長谷寺に参詣
する途中『椿市の宿』に着いた右近は、
たまたま玉鬘一行と相部屋になり再会を果たす。
絵の右上に、長谷寺の「長い階段」が描かれている。
紫の上 光源氏
風俗博物館
冷泉帝の行幸が大原野に到着して、衣装を直衣や狩衣に着替えた時分を見計らったように、【六条院】からお酒や果物などが献上された。
源氏は前もって行幸に加わるよう帝に頼まれていたが、物忌みのために参加できない旨を伝えていた。
行幸の翌日、源氏は玉鬘に手紙をとどけさせた。
「昨日、冷泉帝を拝見されましたか。
例の宮仕えの件ですが、その気になりましたか」
帝の男振りを知れば、宮仕えする気になるだろうという論法だ。
「あら、可笑しなことを」
玉鬘は思わず苦笑したが、一方ではいたく感心した。
「源氏の君は本当によく人の心を見抜いていらっしゃる」
玉鬘の返歌、
○ うち霧らし 朝ぐもりせし 行幸には
さやかに空の 光やは見し
霧が立ち込めた朝ぐもりの空に雪が舞った行幸でしたから、
どうして空の光/帝のお姿をはっきり拝することができましたでしょうか
(宮仕えのことについては、まだ決めかねております)
その返歌を、紫の上も目を通した。
源氏、
「姫君に宮仕えを勧めてみたのですが、秋好中宮や弘徽殿女御が宮中にいらっしゃることなどもあって思い悩んでおられるようです。
若い女性でだれにも気兼ねする必要がなければ、帝をひと目でも拝すれば宮仕えを考えない者はいないでしょう」
アベ官邸
無節操にノコノコ出かけてゆく芸能人が多い中
松坂桃李ほどの人気俳優が権力の暗部
に迫ろうとする映画『新聞記者』
出演をよくぞ受けたものだ。
同じ事務所には
「飛んで火にいる夏の虫」
と化した物欲しげなタレントはいない。
権力におもねらない立派な社長なのであろう。
虚偽うそ、隠蔽隠す、改竄書き換え
などの果てには
政治屋たちの「知らぬ存ぜぬ」
エリート官僚の昇進、非エリートの自殺。
自殺の感想を問われても
どこ吹く風の晋三一味。
これほどの悪党どもが巣食った
『首相官邸』はかつてあったか。
寡聞にして私は知らない。
山の名称 の歌 ♪