第二十八帖 野分
光源氏36 紫の上28 蛍兵部卿宮 玉鬘22 内大臣39
秋好中宮27 夕霧15 明石の君:27 柏木20
明石の姫君8 髭黒右大将 花散里22
雲井の雁 弁少将 近江の君
廂ひさしの間
京都・高山寺
建物の内部で、母屋もやの外側の部分
萩
奈良・新薬師寺
光明皇后が夫聖武天皇の眼病平癒のために建立した古寺。
宿坊;朝食付きで5400円
ホテルや旅館の少ない奈良県の散策には重宝します。
高野山でも、宿坊に泊りました。
石戸蒲桜
いしとかばざくら→日本五大桜 埼玉・北本市
美人くらべ
紫の上;蒲桜 玉鬘;八重山吹 明石の姫君;藤
妻戸
寝殿造りで、御殿の四隅に設けた両開きの板扉
紫の上の【春の御殿】では、庭先の植え込みの手入れをさせていたとき、突然、激しい野分(台風)に見舞われた。
萩の葉はすっかり落ち、枝は折れたり曲ったりした。
源氏は、女たちだけで暮らしている【冬の御殿】の明石の姫君が心配で、姫君の部屋に行っている。
紫の上は、『廂の間』の端から暴風が萩に結んだ露を次々に吹き散らす様子を眺めている。
そんな時、夕霧が【春の御殿】にやって来た。
東の渡り廊下の衝立越しに、『妻戸』の開いている隙間から何気なく部屋をのぞくと女房たちが大勢立ち働いている。
風が激しく屏風をたたんで隅に寄せてあるので、部屋の奥まで、すっかり見通せる。
『廂の間』の御座所に座っている女君は、紫の上に違いない。
この上なく気高く清らかで、匂うように美しい。
明け方の霞のあいだから、はなやかに咲き誇っている蒲桜を見るようだ。
御簾が強風に吹き上げられそうになるのを、女房たちが必死に押さえている様子を眺めながら、なぜか、紫の上が微笑んでいる。
京都 葵祭 2018年 京都御苑~下鴨神社
Aoi Matsuri ( Kyoto Gyoen ~ Shimogamo shrine )
歌唱くらべ
これだけの歌い手にカバーされている楽曲も珍しい。
作詞:なかにし礼 作曲:川口真
弘田三枝子 - 人形の家 / オリジナル