二十六帖常夏
光源氏36 紫の上28 蛍兵部卿宮 玉鬘24 内大臣39
秋好中宮27 夕霧15 明石の君:27 柏木20
明石の姫君8 髭黒右大将 花散里22
雲井の雁 弁少将
玉鬘 夕霧
夕霧は、玉鬘を実の姉と思い込まされている。
風俗博物館
琵琶びわ 琴きん 和琴わごん 箏そう
「灯籠は近すぎて暑苦しいな。
篝火を持ってきてくれないか」
源氏は、玉鬘のために用意しておいた『和琴』を手元に引き寄せて、少し掻き鳴らした。
玉鬘に、
「あなたは、音楽の方面にはあまり親しんでいらっしゃらないと思っておりました。
月の光が涼やかな時分に、虫の音に合わせて『和琴』を奏でると、懐かしくまた華やかな音色がします。
『和琴』は『大和琴』とも呼びます。
見た目はこのようにいたって地味ですが、きわめて精巧に作られた楽器です。
『大和琴』とも呼ぶのは、『和琴』が外国の音楽に明るくない者たちのために作られた楽器だからでしょう。
けっして習得するのに長い年月がかかる楽器ではありませんが、本当に巧みに弾きこなすのはなかなか大変です。
現在では、内大臣と肩を並べるほどの和琴の達人はいません。
和琴にはあらゆる楽器の音色が含まれていて、なんとも形容し難いほどに美しく響きわたります」
玉鬘は、和琴を習い始めたぱかり。
もっともっと上手になりたいから、ぜひとも父・内大臣の奏でる和琴の調べを聴きたいと思っている。
どうですか、《晋三一味》官僚の下品な薄ら笑いと傲慢ぶり。
一味に属していれば怖いものなんてないんでしょう。
ある筋からの指示で逮捕される寸前に逮捕を免れ、現場の
警察官たちを悔しがらせた強姦魔もいるんです。
当時、英国のBBCが、『日本の恥』という特集を組んだが、
日本では女性も被害者をバッシングしていました。
《一味》に関係のある女たちだったのでしょう。
ニューヨーク・タイムズも取り上げました。
笑いの教科書 島田紳助さんの哲学 後編