第十九帖 『薄雲』
光源氏内大臣時代 31歳冬~32歳秋
二条東院 / 寝殿造平面図
光源氏が若いころ関わりのあった女君たちのうち、いまは
恵まれていない者を招いて住まわせるために建てた。
『薄雲うすぐも』関連系図
光源氏31歳 紫の上23 冷泉帝13
秋好=梅壺女御22 明石の君22 明石の姫君3
律令制の太政官
古代、中国から律令制を導入する際、祭祀を行う『神祇官』と政治を司る『太政官』を明確に分けた
太政大臣 (江戸期の「大老」に相当) と内大臣は常設ではない。
大臣の娘は女御、大納言の娘は更衣として入内した。
更衣は、中宮/皇后にはなれない。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「姫が継子扱いされたり疎まれたりすることは決してありません。
あちらは子供ができないので、ことさら子供が可愛いようです。
梅壺女御 (六条御息所の娘 のちの秋好中宮) はもう十分大人なのですが、あちらはまるでわが子のようにかわいがっています。
まして可愛いらしい盛りの姫は、どれほど大事にしてくれましょう」
明石の君は考えを巡らしている。
「源氏の君はどんな女君ならば浮気心が収まるのだろうかと噂されていたとき、紫の上と出会ってから落ち着かれたと聞いている。
紫の上は、よほどの方なのであろう」
そして、思い詰めたように心の中で結論を下す。
「姫君の将来を紫の上に託そう。
それならば、姫君が無邪気なうちにお譲りしたほうが---」
しかし、どうしても不安がよぎる。
「姫君を手放したあと、どうして日々を暮らしていけばいいのか。
姫君のいない館に、源氏の君は立ち寄ってくださるだろうか」
母の尼君は思慮の深い人だった。
思いあぐねている娘に、
「いつまでクヨクヨしているのですか。
姫君に会えなくなるのはわたしも辛いけれど、姫君の将来のために良いことだけを考えなさい。
源氏の君と紫の上を信頼してお預けなさい。
帝の御子さえ母方の身分によって、それぞれ差があります。
源氏の君がたぐいまれな優れた男君でありながら、臣下として朝廷にお仕えなさっているのは「更衣腹」だからです。
★更衣腹 こういばら
更衣から生まれた皇子や皇女。光源氏の母は桐壺更衣
『袴着の祝』も、どんなに力を尽くしたところでこのような山里では何の見栄えもありません。
すべてを源氏の君に任せして、遠くから眺めていましょう」
★袴着の祝 はかまぎのいわい
幼年期から少年期への移るための儀式で、以後、男女で異なる衣服をつけた。平安時代には3歳,近世には7歳に行った。
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平手友梨奈は体調を崩しているらしいが、彼女には前田敦子に松井珠理奈がいたような「アンダー」はいるのだろうか。
前田と松井の例にならえば、後輩グループ・けやき坂46のセンターということになるが。
グループの盛衰を背負ってひとり前面に立つ『固定センター』にかかる重圧はいかばかりか。
総選挙で一位になったご褒美などでたまたま一曲だけ『センター』に立つのはお祭り気分でうれしいだろうが、それとはまるで異質の「緊張」と「責任」を強いられよう。
橋本健神戸市市会議員、今井絵理子議員との不倫だけではなかった。
どうしてすぐにバレるような嘘をつくのか。
しかし、安倍さんぐらいになると、国会で100%ウソと分かる答弁をしても、その場で激しく「嘘つき!!」呼ばわりされて、終わり。
安倍自民党は、『人材の宝庫』ではなく、『嘘つきのたまり場』である。
ニッポンが誇る自民村の新旧村長たち
派閥でいえば、麻生氏でなく福田
康夫元首相だが、福田氏は群れないところがいい。
小泉純一郎氏も群れるイメージはないが、珍しく参加したそうだ。
日本政界が、【清話会 タカ派/右翼】の天下になって久しい。
小渕恵三)→森喜朗→小泉純一郎→安倍晋三→福田康夫
→(麻生太郎→鳩山由紀夫→菅直人→野田佳彦)
→安倍晋三
次の総理は、だれか①
安倍さんと岸田文雄政調会長との間で「密約」があるという。
密約だから所詮ウワサに過ぎないが、安倍氏がもう
一期やって岸田さんに禅譲するというもの。
自民党内の事情としては、【清話会 タカ派/右翼】
から【宏池会 ハト派/リベラル】へ政権が移行するので、
党内バランスがとれるし、世間的にもイメージが良いだろう。
再登板を狙いの麻生氏も岸田首相には反対しない。