源氏物語ゆかりの神社・神宮
葵祭/正式名称は、賀茂祭 ☆毎年5月15日 午前10時
京都御所出発 → 丸太町通 → 河原町通 → 下鴨神社到着
→下鴨本通 → 洛北高校前 → 北大路通→ 北大路橋
→ 賀茂川堤 → 上賀茂神社到着
【葵祭】は、庶民の祭である【祇園祭】に対して、賀茂氏と朝廷の行事として行われ、貴族たちが見物に訪れた貴族の祭。
京都三大祭の一つ。
平安時代以降、国家的行事として行われてきた祭りのなかでも数少ない王朝風俗の伝統が残っている。
『源氏物語』には、葵祭を見物しようと光源氏の妻・葵の上と六条御息所の従者たちが【車争い】をする場面がある。
先に来て停めていた牛車をどかされた御息所は、葵の上を憎む。
およそ10年後、光源氏と紫の上が桟敷席から祭り見物をしている。
京都府右京区嵯峨野
葵の上は、夕霧を無事出産するもナゾの急死。
光源氏の気持ちが離れたことを察した御息所は、彼との関係を断ち切るため、斎宮になった娘に付き添って【野宮神社】に入った。
訪ねてきた光源氏と最後の別れを惜しんだ後、伊勢に下る。
☆帝の代理で伊勢神宮に仕える斎宮(皇女or女王の中から選ぶ)が、伊勢へくだる前に【野宮神社】で、心身を清めた。
朱雀帝から冷泉帝に代替わりした時、伊勢神宮の斎宮に六条御息所の娘(のちの秋好中宮)が任命される。
光源氏との仲がうまくいかなくなった傷心の御息所は、慣例に反して娘の斎宮に同行して伊勢に下った。
☆神社・神宮にはすべて、六条御息所が絡んでいる。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
しかし、喜びよりもっと大きな悲しみが入道を襲った。
3歳になる孫娘が、最近ようやく自分に向かってトコトコ歩いて来るようになった。
まつわりつく孫娘を抱き上げる時の愛しさよ。
顔が同じぐらいの高さになると、可愛いらしい声でなにか一生懸命に呼びかけてくれる。
その孫娘と、もう会えなくなると思うとたまらない。
一方では、出家の身でありながら、肉親に対する執着を捨てきれていないわが身が情けない。
娘といっしょに上京する尼君は、長くつれそった夫と別れ別れに暮らすことを心細く思っている。
源氏が須磨で侘び暮らしをしていると知るまでは、夫同様、この明石で、生涯を終えるつもりだった。
しかし、娘と孫娘の二人だけを都へ上らせるわけにはいかない。
夫となんども相談した結果、尼君も上京することにした。
女房たちは、これまで田舎暮らしは退屈でつまらないと不平をこぼすことが度々あった。
しかし、いざ都に戻ることが決まると、もちろん嬉しいが、一方では、もう二度と明石の浦の風光を眺めることはないだろうと思うとやはり寂しい。
袖で隠しているが、涙を流している女房もいる。
上京する日の明け方は、秋風が涼しく吹いて、虫たちがせわしなく鳴いていた。
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国民への「情報開示」を拒否して、安倍昭恵夫妻を守り通そうとした佐川宣寿理財局長が大出世、論功行賞で<国税庁長官>に。
森友学園への国有地売却問題の国会答弁で、「事実確認」や「関係文書」の提出を拒みつづけて、「真相解明を阻んでいる」と世間やメディアから批判を浴びた張本人です。
『国民の普通の感覚』と官僚の人事権をもつ『安倍官邸』のやっていることは、正反対ということを忘れないでください。
なんの力もない一般国民は、権力者たちの素行を覚えておくほかないのです。
「国民はバカだから、次の選挙までには忘れる」安倍氏側近議員。
今回はたまたま、国民が忘れる前に、国政選挙なみの注目を集める『東京都議会選挙』があったから幸いでした。
一国の宰相が国民を指さしながら、「こんな人たちに負ける訳にはいかない」。
この『攻撃的で卑小な人間性』と、『仲間うちで組閣