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寝殿造/二条東院 平面図
光源氏が若いころに関わりのあった女君たちのうち、いまは恵まれていない者を招いて住まわせるために建てた。
第十八帖【松風】関連系図
光源氏31 花散里 明石の君22
先般、雨まじりの暴風が吹き荒れた日以来、入道の娘は高潮を恐れて、『浜辺の館』から父入道が山麓に建ててくれた『岡辺の館』に移り住んでいる。 神戸市・西区櫨谷町松本
明石入道に案内されて、惟光とともに入道の娘の住む『岡辺の館』へ向かう光源氏 。
入道は、光源氏が明石にやって来たときから娘との婚姻を願っていて、娘の奏でる「琴の音」を聴いてほしいと誘っていた。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
これまで関わりのあった女君たちのうち、わびしく暮らしていたり家が没落していたりしている女君を引き取るため、源氏は、【二条院】の東側に【二条東院】を建てた。
まず、「西の対」に花散里を住まわせた。
そして、「西の対」から「渡殿」にかけて、政所と家司を設けた。
・政所まんどころ 親王と三位以上の公卿の家政をとりしきる機関
・家司けいし 政所で働く職員たちが住む部屋
・渡殿わたどの 寝殿造りの建物をつなぐ屋根のある廊下
「東の対」には、いずれ明石の君をと思っている。
「北の対」はひときわ広いスペースをとって、空蝉や末摘花たち数名が一緒に住めるよう幾つかの部屋を仕切って造った。
「寝殿」は、源氏が【二条東院】を訪ねるときに使う部屋とする。
源氏はしきりに使いを明石に寄こして早く上京するよう勧めているが、明石の君はなぜかためらっている。
明石の君、父・明石入道に
「都の貴婦人でさえ、源氏の君が急に冷淡になり気持ちが分からなくなって、物思いを募らせることが多いと聞きます。
まして、わたしのような田舎者はどうなることでしょう。
源氏の君がめったにしか訪れてくださらなければ、きっと、都中の物笑いになりましょう。
しかも、姫君の身の上が知られてしまいます。
明石の君は、地方官を父にもつ自分の娘(姫君)は、もし入内しても、「女御」ではなく位の低い「更衣」であることを心配している。
そうかといって、このまま明石に残っていれば、源氏の君に姫君を認知してもらえないかも知れません」
娘の不安が自分の心配でもある明石入道は、むかし、尼君の祖父・故中務宮がなかつかさのみやが所領していた土地が大堰川おおいがわの近くにあることを思い出した。
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2、3年前、日本全国津々浦々に流れていた『365日の紙飛行機』やAKBグループが名実ともに国民的アイドルGだった頃の楽曲をコンサートで歌えるのは他のグループにはない財産だ。
岡田奈々船長が、「次は、恋するフォーチュンクッキーで~す」と叫ぶだけで、会場は大いに沸いて盛り上がりそう。
ちなみに、指原莉乃が支配人として関わるようです。
★アベノミクスが全くあてにならないことが分かった今、ぜひ、瀬戸内海沿岸地方の「経済活性化」に寄与してほしい。
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反知性主義のトランプ氏は、(義弟)の安倍晋三氏と極めて似ている。
「傲慢」で、他人の意見に耳を傾ける器量を欠く。
頭の中が、「歴史」と「時代」に逆行している。
「論理無視」が甚だしく、問答無用の「強弁」が過ぎる。
滅茶苦茶なことも押し通して、恥じない。
ただ、トランプ氏は遠からず「弾劾」されて退場させられるかも知れないが、その可能性のない独裁者を追放するには、短期的には、自民党議員が「捨て身」で立ち上がらなければならない。
長期的、本質的には国民がもっと政治に関心をもち、選挙に出かけることだろう。
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【加計学園事件】が発覚して以来、菅官房長官はずっと首相官邸が主格で話していたのに、形勢不利と見たのか、急に、文部科学省を主格にして、安倍政権本体の責任逃れを図っている。
追加調査をするといっても、内部調査ではなく、外部の第三者の調査でなければ、ほとんど意味はない。
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『安倍三代』における祖父は、昭和の妖怪の異名をとる母方の岸信介元首相でなく、父方の祖父・安倍寛衆院議員。
岸氏は「A級戦犯」、安倍寛氏は「反戦」を掲げて立候補した。
孫の晋三さんは、岸さんを誰よりも尊敬している。
現代日本の官僚制 Amazon |
安倍さんは、腐りきっている安倍自民党の議員らはともかく、「人事権」を振りかざして、役人たちにまで嘘をつかせてはならない。
また、前文科次官の前川喜平さんを批判していたとき、品性下劣としか言いようがないが、「退職金」に言及した。
前川氏というよりも、現役の官僚たちを脅したのであろう。
『人材の宝庫』を自負していた自民党も、今は昔ー。
まちがいなく、国民が選んだ顔(代表)とはいえ、