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Channel: 吉備路残照△古代ロマン
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賢木33恋の道

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内裏 内裏(御所、禁裏、大内) 
の私的な生活空間

光源氏(いちかわ)&藤壺(すみはなよ) 映画「新源氏物語」から 
光源氏(市川雷蔵)&藤壺(寿美花代)  原作:川口松太郎

   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇

急に嫌気が差して、その一枝をそっと高欄の端の方に押しやった。


源氏は、藤壺中宮が内裏(だいり)を退出するときはお供することにした。

参内(さんだい)すると、まず腹違いの兄である朱雀帝のいる清涼殿に顔をだした。

は母の弘徽殿大后とちがって、いつも源氏にやさしく接してくれる。

子供の頃から何くれとなく、かばってくれた。

東宮については、

「お若いのに聡明で筆跡も素晴らしく、将来がとても楽しみです。亡き桐壺院から、『本当の自分の子と思って、見守ってほしい』とご遺言を頂いておりますが、取り立てて私から何かしてあげることもありません」

は、「東宮の子」と信じている。


夜が深くなって、源氏東宮を訪ねた。

月が、煌々と照っている。

桐壺院ご在世のころは、楽しい詩歌管弦の催しが華やかに行われたものだ。

内裏は、すっかり変わってしまった。

妙なる楽の音が、内裏のどこからか微かに聞こえてくることもない。

中宮源氏はそれぞれの心の中で、あまりにも変わり果てた内裏のありようが寂しかった、


数日後、朧月夜(おぼろづきよ)から源氏のもとへ和歌をそえた手紙が届いた。

朱雀帝の寵愛を一身に受けているにかかわらず、受け身の愛だけでは満たされない性質らしい。

恋の道は、人それぞれである。

〇 木枯らしの  吹くにつけつつ  待ちし間に

    おぼつかなさの  頃もへにけり

もう木枯らしが吹きすさんでいますが、不安な心持ちとともにお便りを待ちわびておりました

女のほうから手紙をよこすのは、よくよくのことであろう。




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救いようのない独善と言葉に対する鈍感さと。何のために談話を発表したのか全く不可解。
この「主格」を消した首相談話にもっとも客観的で厳しいのは、なんら利害関係のない欧米メディアのようペタしてね

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