源氏物語
54帖 夢浮橋
薫28 匂宮29 浮舟23 中の君28
明石中宮47
母尼80代 妹尼50代
↑横川僧都の↑
源氏物語名場面④
雨夜の品定め
夏の長雨の夜
物忌みのため宿直していた源氏の部屋へ
頭中将と左馬頭、藤式部丞が訪れた。
男四人の話題は、
身近な女君たちの品定めと、
それぞれが理想とする女性像の開陳。
それから
各自の恋愛体験を
エピソ-ドを交えて語りあう。
最年少の源氏は
もっぱら聞き役に回った。
第二帖「帚木」
北の方亡き後、(中将の君は)八の宮に情をかけられて浮舟を産む。
しかし、ほどなく宮はかねての念願であった『*俗聖』として仏道に専念する。
*俗聖ぞくひじり
剃髪せず俗体のまま戒を守り仏道修行をする人
それ故か、中将の君は浮舟を娘として認知してもらえず、自身は妻/側室の地位を与えられなかった。
その後、中将の君は陸奥守(後の常陸介)の後妻になり、夫とともに陸奥国へ下って、小君など何人かの子供を儲けた。
ただ認知されていないとはいえ、浮舟の父親は桐壺帝の第八皇子。
小君の父は、当時、最北端の地の地方官僚。
当時の身分社会においては、大変な差異である。
それでも夫の赴任が明けて帰京すると、中将の君は小君たちを時折浮舟に会わせた。
中将の君には、八の宮に認知してもらえなかったことについて浮舟に負い目がある。
子供たちはすぐに打ち解けた。
名作映画案内275
原題*The Sicilian シシリアン
1987年公開
原作*マリオ・プーゾの小説『The Sicilian』
他に、『ゴッドファーザー』
監督*マイケル・チミノ
主演*クリストファー・ランバ-ト/ジュリア-ノ
★
1940年代シチリア
ジュリアーノは仲間と
二人で土地を持てずに困窮する
農民のために盗みを働き金品を与えた。
マフィアの大物も
その才覚を認めていた彼は
盗賊団を組織して強奪を繰り返すが、
政治的な駆け引きに巻き込まれ、
不本意にも農民を敵に回す―。
115分