源氏物語
54帖 夢浮橋
薫28 匂宮29 浮舟23 中の君28
明石中宮47
母尼80代 妹尼50代
↑横川僧都の↑
光源氏の恋路⑥
焔
嫉妬に狂った六条御息所の生霊がモチ－フ？
上村松園筆
東京国立博物館所蔵
源氏の
《恋路の源流》は
３歳の時に永別した「母の面影」
《本流》は
母の面影を慕う「心の旅」
母似の藤壺宮と紫の上への想い。
そして
《本流》から幾筋にも分かれた《支流》
数多の女君たちとの
恋模様が物語を華やかに彩っている。
六条御息所/夕顔/空蝉
朧月夜/末摘花/朝顔/明石の君/玉鬘他
正妻は、葵の上＆女三宮
紫の上は正妻ではありません
薫と僧都は、薫が都から連れて来た浮舟の弟の小君に二人の手紙を預けて妹尼の《庵》に向かわせ、薫はいったん都へ戻った。
翌朝早く、妹尼宛に横川の兄から手紙が届いた。
「薫君の使者（小君）は、もうそちらへ着いたか」
「浮舟を早まって落飾させたことを悔やんでいる」
そんな文面である。
薫という強力な後ろ盾がいることを知らずに、浮舟の懇願だけで出家させたことを後悔しているのだろう。
妹尼には余りにも唐突な内容でチンプンカンプン。
浮舟に尋ねるが、分かるはずもない。
分からないどころか、自分を出家させてくれた横川僧都が後悔していると知ってひどく不安になった。
そこへ、小君がやって来た。
名作映画案内270
記憶にございません
2019年公開
監督*脚本*三谷幸喜
主演*中井貴一/黒田啓介（総理大臣）
★
黒田総理は演説中に
聴衆のひとりが投げた石
が頭に当たって記憶を失った。
幸か不幸か
金と権力にまみれていた首相は
記憶とともに悪徳政治屋の側面も忘れた。
それからは
政治に真摯に取り組み国の形を改め―。
127分