源氏物語
53帖 手習
薫27~28 匂宮28~29 中の君27~28
浮舟22~23 明石中宮46~47
母尼80代 妹尼50代
↑横川僧都の↑
光源氏のモデルは誰?①
藤原道長
文学好き
の一条帝の足を清少納言
らのいる定子の《文化サロン》
から
彰子の《部屋》に向けさせるため、
和泉式部や赤染衛門らの歌人を招いた。
紫式部には
大長編の『源氏物語』を
書き進めるために高価な「紙」
などを提供したパトロンでもあった。
作者が、
日頃から接していた唯一のモデル候補。
▲
藤原道長著『御堂関白記』は国宝。
【徳川美術館】
と【五島美術館】の
『源氏物語絵巻』は国宝だが、
20を超える言語に翻訳され世界中で
読まれている『源氏物語』は栄えある無冠。
*女一宮の病は、横川僧都の昼夜を問わず祈祷を続けた効験によって快癒した。
*女一宮/今上帝と明石中宮の第一皇女
明石中宮(母は明石の君)は
兄の夕霧(葵の上)とともに二人い
る源氏の実子のうちの一人だが明石の君の
娘のままでは入内できないので源氏の計らいで
明石から上京したとき身分の高い紫の上の養女に。
この辺りの
明石の君の苦悩の描写は読み手も辛い。
女一宮が快復した翌々日、明石中宮は慰労をかねて僧都を招いた。
四方山話をしているうちに、僧都が宇治川の畔で半死半生でずぶ濡れの娘を助けた話題に触れた。
その娘はもしかしたら薫が宇治の《別荘》に匿っていた浮舟のことではないか、と中宮は推察する。
浮舟は、腹違いの姉である女二宮のもとで暮らしていたこともある。
しかし確証がないので、薫には伝えなかった。
浮舟を諦めきれない中将が、未練がましく妹尼の《庵》を訪れた。
「浮舟様のお姿を、もう一度拝見しとうございます」
名作映画案内259
原題*8Mile 8マイル
2002年公開
監督*カーティス・ハンソン
主演*エミネム/ジミ-・スミスJr.
★
1995年、デトロイト
中流白人の暮らす郊外と
【8マイルロード】
で分断された貧困層が住む中心部。
ジミーは無職の母と妹の3人
でトレ∸ラ-・ハウスに住んでいる。
昼は働き、夜は
ヒップホップ・クラブ《シェルター》
で週1回、行われるラップ・バトルでの
優勝を目指しプロでの成功を夢見ていた―、
110分