源氏物語
46帖椎本
薫23~24 匂宮24~25
大君25~26 中の君22~23
宇治川の鵜飼
平安貴族が楽しんだ夏の風物詩
屋形船に乗って
食事と(女性)鵜匠の巧みな
手綱さばきを間近で見られるそうです。
薫、
「お二人はいつまで、この寂しい宇治の《山荘》でお暮らしになるおつもりですか。
もし都に住みたいとお望みになるなら、私は、どんなに安心で嬉しいことでございましょう。
御邸をさっそく用意致しますが--」
そう提案すると、
「都に住めるなんて、本当にありがたいことですわ」
近くで聞いていた女房たちの本音の呟きである。
中の君は、
「何と、はしたないことを--。
どうして都などへ引っ越せましょうか」
春。
匂宮と中の君は相変わらず和歌のやり取りを続けているが
肝心要の方面では少しの進展もないため、匂宮はイラついて薫を急き立てた。
薫、
「そんな不純なお気持ちでは、お二人を引き合わせることはできませんね」
名作映画案内165
原題*The Pianist 戦場のピアニスト
2002年公開
監督*ロマン・ポランスキー
主演*エイドリアン・ブロディ/
シュピルマン(ユダヤ人ピアニスト)
★
1939年、
ナチス軍、ポーランドに侵攻
ワルシャワの放送局で演奏中の
シュピルマンはゲットーに移住させられた。
やがて、
何十万人もの同胞が強制収容所送りとなるが、
難を逃れた彼は生き延びることを考えていた。
しかしある夜、ついにドイツ人将校に---。
148分