源氏物語
44帖竹河
薫14~23 匂宮15~24 夕霧40~49
玉蔓47~56 冷泉院:43~52 今上帝35~44
雲井の雁
(夕霧の妻)
一条御息所が真意を聞こうと
【三条邸】の夕霧宛に手紙を書き送ると
雲居の雁が怪しんで背後から手紙を奪った。
そのため、
夕霧が返事を書けないうちに
御息所は夕霧を恨みながら亡くなってしまう。
39帖『夕霧』
雲居の雁は、「蔵人少将には、いずれ中の君を…」と匂わせる返事を玉鬘から受け取るが、これでは少将は収まるまい。
恋に代わりはきかない。
少将は、日々目に見えて恋にやつれてゆく。
息子を慰めたくても、夕霧と雲居の雁にはもはや為す術がない。
4月。
大君がとうとう冷泉院に入内しだ。
蔵人少将は、まともに見られないほど憔悴しきっている。
薫も、茫然自失状態。
大君の入内を望んでいた今上帝は、周囲に不満をぶつけているとか。
冷泉院の熱愛ぶりは尋常でなく、7月に大君は懐妊、翌年に女児を儲けた。
名作映画案内140
学校
1993年公開
監督*脚本*山田洋次
主演*西田敏行/黒井
★
黒井が勤める東京・下町の夜間中学校。
昼間は
清掃会社務めのカズ、不登校児だったえり子、
焼肉店経営の在日韓国人のオモニら年齢
や境遇の異なる生徒たちが通っている。
卒業間近なある日
記念文集のための作文を書く生徒たちの横顔を
見ながら、黒井は彼らとの思い出を振り返る。
そんな時、
黒井のもとにイノさんが亡くなったという知らせが--。
128分