源氏物語
43帖紅梅
匂宮15~21 薫14~20
夕霧40~46 女三の宮35~41
明石の君52~58 明石中宮32~38
内裏
帝の住む区画
皇居、御所、禁裏、禁中、大内、大宮とも
平安京>大内裏>内裏
平安京
桓武帝の延暦13(794) 年から、
1180年の平清盛の福原遷都を除いて、
明治2(1869)年の東京遷都まで千年余の都。
大内裏は北辺中央。
紅梅は、妻・真木柱の連れ子である宮の御方のか細い声音や上品な気配から、実の娘の大君や中の君以上の女性かもしれないと想像していた。
ある日、紅梅は思い切って宮の御方を訪ねて、上手と聞いている琴の演奏を勧めるが琴に触れようともしなかった。
そこへ、たまたま【内裏】へ参内しようとしている若君が通りかかる。
紅梅は日頃から可愛がっている若君を呼び止めてお得意の笛を吹かせ、さらに宮の御方に琴で合奏するように促す。
しばし、伸びやかな笛の音と典雅な琴の音色の美しい二重奏が邸内に鳴り響いた。
演奏が終わると、紅梅は庭の梅の枝をひとつ手折って手紙を結び付け若君に持たせた。
若君は【内裏】に着くと、真っ先に梅の枝を匂宮に届けた。
匂宮はお気に入りだった大君が東宮に入内したことが悔しくて、腹違いとはいえ紅梅の血筋の宮の御方を望んでいる。
名作映画案内134
シコふんじゃった
1991年公開
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監督*脚本*周防正行 『それでもボクはやってない』
主演*本木雅弘/山本秋平
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キリスト教系大学4年の秋平は父親のコネで
就職が決まり残りわずかな大学生活を楽しんでいた。
ある日、
成績不振の秋平は卒論指導教授に呼び出され
卒業と引き換えに相撲の試合に出るよう頼まれる。
引き受けるが部員は未だ勝ったことのない青木だけ。
太っちょのクリスチャン田中と秋平の弟・春雄が入部した。
この四人で団体戦に出場したが、あえなく惨敗。
秋平は思わず「次は勝つぞ!」とOBに--。
103分